億劫感、無気力、無関心、判断力欠如は依然続いています。


本来なら入院でしょうが、前回申し上げたような先生ですから、足しげく通わせる方が入院先を紹介するよりも、経営的には有利なのでしょう。うがった考え方かもしれませんが……。


そんな入院候補者が会社に通わなければならないのですから、精神的苦痛は健常者には想像できないでしょう。以前にも当ブログにて書きましたが、会社では1時間机に向かっているだけで精一杯なのです、私にとっては。


大目に見て下さっていた上司も、時間の経過とともにだんだん仕事の内容も難易度が上がってきます。

どうしても辛くなったときに、逃げ込む場所がありました。それはトイレの個室です。座って何も考えずただただ無になるのです。そのひとときが心を落ち着かせてくれました。


そんな話をクリニックの先生にすると、トイレに逃げ込むのはだれでもやっていることでしょう、と言います。えっ、そうなの? と思いました。


実際に私の隣の個室で、ケイタイ(当時はまだスマホが登場しておらずみなガラケーでした)のキーをカチカチやっている人や、時にはイビキをかいている人さえいました。なんだ、結構みんな好きなことやってるな。罪悪感を感じていた自分がばかみたいです。


そうは言ってもほとんどの人が真面目に仕事を淡々とこなしていることも事実です。そんな人の中で、負い目を感じながら、机ときどきトイレ場合により喫煙所を行ったり来たりしながら、仕事をなんとかこなしていくのでした。



本当に辛いときには、自分からお医者さんに入院の可能性を尋ねてみることも必要かも知れません。無理をすれば結果的に病気を長引かせてしまうかも知れないので。また、それほどでもないなら、逃げ場を決めておくことも大事なようです(お医者さん談)。




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