統合失調症とはまったく違う病に突然襲われました。


入浴中にミラーを見て気付きました。

目の前が薄い膜を張ったように、はっきり見えないのです。


飛蚊症(ひぶんしょう)という言葉を聞いた事がありますか?

蚊が飛んでいるように視界にちらちら小さな点やホコリのようなものが見える、中高年に起きる症状です。


ミラーを見た時、右目だけが飛蚊症の2500倍くらいの、まるで砂埃が舞っているような感じでした。



翌日、眼科に診て頂いたら、「網膜裂孔(もうまくれっこう)」ということでした。手術をしなければ、網膜剥離になり失明するとのこと。


網膜裂孔は、眼球の頭部側(瞳の反対側)の一部が破れる病気です。

中高年では、加齢によるもので60才前後に多く見られ、若い人では、強い近視の場合などに起こるらしいです。

また、激しいスポーツなどで起こる場合もあるとのこと。


失明と聞いて、私はその場で手術をお願いしました。

手術は、瞳孔からレーザー光を患部周辺に照射して、凝固させることで傷の広がりを止めるものです。

ものの15分くらいで終わりました。

砂埃のように見えるのは、出血によるものだそうです。

月日が経てば、徐々に薄れていくそうです。


経過観察のために、定期的に今でも診て頂いています。


ある時、患者さんが呼ばれ「アオイ ヒトミ さ~ん」と聞こえてきましたが、眼科だけにアオイヒトミとは出来過ぎだな、とほくそ笑んでしまいました。

別の日に行った時には「オノ ヨーコ さ~ん」がいました。


お後がよろしいようで……。(すべて実話です。)


えっ? よろしくない、統合失調症と関係ないって?

いえ、それがそうでもないんです。この続きは近いうちに……。




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