幻覚・妄想とたたかう統合失調症闘病記

統失発症〜結婚,出産,休職,入院,早期退職を経て現状の生き方を不定期に綴るブログ。 (アフィリエイトおよび広告を含みます。)

2014/10

以前「021 統合失調症の経過」にて、一般的にたどる経過を お伝え致しましたが、最後の段階の「回復期」に焦点を絞って 考えましょう。 この段階は、エネルギーのレベルが正常な状態に徐々に戻っていく 段階です。 ただし、順調に戻って行くかと言うと残念ながらそうはなり ...

前回の記事では、入院中に読書量を増やした、という話をしました が、それは体調が良い時のことです。 鬱状態、あるいは意欲減退の酷い時は、活字を受け付けませんでした。 そもそも、本を読むとか新聞を読むというのは、能動的な行為だと 思うのですが、そういう行為は鬱 ...

今回は、入院による治療と自宅療養による治療を比較しながら 違いを考えてみましょうか。 入院するのは、当然ながら症状が重い場合なので、一概に比べる ことはできませんが、服薬と休息が必要な点は共通していますので、 参考になれば幸いです。 ■処方 入院中は、主治医 ...

現在より症状が酷い時は、独りになりたい時がしばしばありました。 「孤独」になりたかった訳ではありません、念のため。 満員電車にゆられながら通勤し、会社で神経をすり減らし、帰宅すると クタクタでした。 そんな時、家族がテレビでバラエティ番組かなんかを見ている ...

数年前の11月のことです。 マンション内のバスツアーがありました。 妻は都合が悪く私が小学生の子供に付き添い、 水族園と東京タワーに行きました。 午前中の水族園では、子供たちがクラゲに興奮していました。 午後は東京タワーです。 展望台に上がり眺望を楽しみまし ...

中学生時代の同窓会の案内が届いたのは、入院中のことでした。 「出席」にするか「欠席」にするか返送するのを迷っていました。 断る理由は充分にあります。入院するほどの病状の訳ですから。 しかし、「出席」に○をして返信してしまいました。 久し振りにみんなに会っ ...

『エルム街の悪夢』という映画をご存知ですか? 感想を述べたり評論したりするつもりではありません。 内容はたしか、ベッドに入り眠りに落ちると殺人鬼に現実の命を狙われるというものだったかと。 眠りそうになると、ベッドから手が伸びてきて引きずり込まれるのです。 ...

ここ何日か、元モー娘。の矢口真里が世間をお騒がせしています。 「不倫を目撃」と聞いて、思い出したジョークがありますので、 今回は、統合失調症とは離れてそのジョークをご紹介します。 この矢口真里のように、妻の不倫現場を目撃してしまった場合、 夫は一体どうい ...

今年も残すところあと二か月強となりましたね。 年賀状プリントの早割広告が届きました。 あ~また年賀状書かなきゃならないのかぁ、うっとうしいな。 年賀状の宛名は毎年、手書きで出すことにしています。 また、一人一人に一言そえて、一枚一枚なるべく心を込めて……。 ...

「対話の反射神経」というのは、私が勝手に名付けたものです。 簡単に言えば「コミュニケーション力」のようなものです。 古い言い方をすれば、 「つうと言えばかあ(つうかあ、ツーカー)」とか、 「打てば響く」 というような意味です。 漫才のボケとツッコミのテンポが ...

私は、処方された薬に替わるジェネリック(後発薬)がある場合、 積極的に利用するようにしております。 統合失調症をはじめ精神疾患の薬は、次々新しいものが開発されて いるようですが、薬価もばかになりません。 例えば私が服用している薬のひとつに「エビリファイ 6mg ...

あなたがお買い物をする時、どうやって支払っていますか? 例えば、コンビニで昼食や雑誌を買う時。 駅の売店でエナジードリンクやミントを買う時。 電車に乗る時。 映画を見る時。 ファミレスで食事した時。 あるいはスマホを買い換える時。 お金を支払うシーンは様々です ...

最近では煙草を吸う人もだいぶ少なくなりましたね。 でも、精神神経科に入院中のとき看護師さんに言われたことは、 精神科の患者さんには喫煙者が多い ということです。 そのため、閉鎖病棟の中には患者さん用の喫煙所がありました。 (一般病棟の患者さんは外に出て吸わ ...

子供の授業参観に出席した日のこと。 子供が友達に言われたそうです。 「お父さん、顔が恐いね。」と。 別に怒っていた訳ではないので、これにはショックを受けました。 が、確かに思い当たります。 それは、常に眉間に皺が寄っているからです。 反町隆史のように。 実は ...

涙もろくなるのは齢のせいだ、とよく耳にしますよね。 自分にも思い当たります。 映画を見たり音楽を聴いたりした時に、鼻の奥がツーンとして不覚にも涙したりすることがよくありました。 人に見られないようにするのに必死だったりします。 ところが、次第にそういうこと ...

「既視感」という言葉よりも「デジャヴ」の方が馴染みがあるかも知れません。フランス語を和訳したものです。 ご存知のように、「以前にも経験したかのように感じること」ですね。 誰でも一度は経験があると思いますが、私には頻繁に起こります。 家族団らんの最中に、「 ...

仰々しいタイトルで済みません。 あらかじめお断りしておきますが、 別に宗教活動かなにかをする訳ではありません。 以前、Podcast で三谷幸喜氏が話していたことについてです。 ラジオでも放送されていましたが、すでに終了しています。 今では何でもデジタル表示にな ...

家族3人そろって、久し振りに父の墓参りに行った帰り道でのこと。 ショッピングセンターに立寄りました。 そして、子供が言います。本屋さんに行きたいと。 夏休みの宿題の自由研究だったか、工作だったか、参考図書を見たいと言います。 子供と妻がふたりで見て回ります ...

不可解なそして薄気味悪いことが頻繁に起きる時期がありました。 夕食後、食休みに横になって目を閉じている時に、私のすぐ間近で吐息が聞こえる。目を開けても誰もいない。 朝目覚めた時、指先に何かが触れた感触があったかと思うと、全身が生暖かいものに包まれた感じ ...

統合失調症と付き合い始めてから、ずいぶん長い年月が経ちます。 しかも、社会に適応できずにドロップアウトした身です。 体調の優れない時は、過去の失敗や過ちばかりが思い出されます。 さすがに犯罪を犯すようなことはしていませんが……。 それを思えば小さな過ちなの ...

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