いつも当ブログにお越し頂きありがとうございます。


これをご覧のみなさんは、統合失調症に悩んでいる方々だと

思いますので、患者本人であっても、身内の方であっても、

この精神疾患に四苦八苦していることとお察しします。


当ブログの「001 はじめまして」でも使わせて頂いた「四苦八苦」

という言葉。今回はこの言葉の由来について。




まずは、「四苦」。

これは「生」「老」「病」「死」(しょうろうびょうし)のことです。


いまやご存知の方も少ないかも知れませんが、シンガーソング

ライターの さだまさし さんが「防人の詩(さきもりのうた)」でも

歌っていましたね。

「♪生きる苦しみと、老いてゆく悲しみと、病の苦しみと、死にゆく

悲しみと……♪」と。



次は、「八苦」。

上記の「四苦」に加えて、以下の四つ

「愛する人と別れる苦しみ(愛別離苦:あいべつりく)」

「怨み憎む人と出会う苦しみ(怨憎会苦:おんぞうえく)」

「求めるものが得られない苦しみ(求不得苦:ぐふとくく)」

「存在を構成する物質的・精神的五つの要素に執着する苦しみ

(五陰盛苦:ごおんじょうく)」

を合わせた八つの苦のことです。




ある時、お坊さんからこんな話を聞いたことがあります。


それは、四苦八苦というのは、

四苦=4×9=36

八苦=8×9=72

つまり、四苦(36)八苦(72)を合わせると108になり、

これが人間の煩悩の数になる、ということです。


そして、大晦日の除夜の鐘を108回打ち煩悩を除く、という訳

です。



大晦日の話とは少々早いと思いましたが、今回の投稿は私にとって

108回目ですので、それにあやかって今回の話題を取り上げさせて

頂きました。




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