みなさん、こんにちは。体調の方はいかがですか?


私は、可もなく不可もなく、と言ったところでしょうか。

気分の波も小さく、安定しています。



今、『書く力 ポジティブに生きるためのヒント』武田双雲著

を読んでいるんですが、ちょっとご紹介したい箇所があった

ので、以下に引用しますね。引用箇所は、武田双雲さんが

胆嚢炎(たんのうえん)に加え胆石の詰まる胆管炎も併発して、

入院していたときの事です。


(以下引用)

……病院の先生にも言われました。

「病気の原因は調べないほうがいいよ」

 どうしてかというと、原因を探り出したら最後、「全部」

という答えに必ずたどり着いてしまうからです。

「食生活が悪い」と思えば、小さい頃食べ続けた母親の手料理や、

学生時代の暴飲暴食、結婚してからの妻の料理、全部が悪かった

気になってきます。……中略……やがて自分の過去すべて、

自分の人生まるごとが間違っていたのではないかと思い詰めてしまう。

(以上引用おわり)


少々長くなりすみません。


要は、病気が何であるかはともかく、病気の原因は分からなくて良い

ということでしょう。


現に私自身、統合失調症(陽性症状の激しかった頃)で初めて入院

した時に、主治医の先生から同様の事を言われたのを思い出しました。


ところが入院前は、私は原因を突き止めようともがいていました。

真の原因というゴールの見えない迷路にハマって行くのでした。


そして、妻に疑念を抱いたり、無関係な人をスパイと疑ったりして

神経をピリピリさせ病状を悪化させながら、日常生活を送りました。

それは、これまでこのブログでもお話してきた通りです。



いまさら原因を突き止めたところで、これまでの時間を取り戻す

ことはできません。


前を向き、今を生きてゆきます。




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