2016/05

2016/05/28


満員電車の車中、

泣いている赤ちゃんを

必死にあやす若いお母さん。

 

時々出くわす場面だ。

 

母親は申し訳なさそうに

一所懸命なだめようとしても、

赤子はあらん限りの声で

ぎゃんぎゃん泣き立てている。

 

お年寄りが優しい顔で見守る中、

周りのサラリーマンが

露骨に邪険な顔をしている。

 

舌打ちでもする者がいようものなら、

一触即発の事態だろう。

 

 

誰だって(自分だって)、

そういう時代を経てここまで来たんだ

って思えれば、

もう少し暖かい目で見守れるはずだ。

 

子供はいつだって

親の(大人の)忍耐力を試すもんだ。

 

 


我が家に目を転じると、

いつの頃からかギクシャクしている。

 

娘は内弁慶なのか、

ウチでは威張っている。

(少なくともそう見える)

我が物顔が過ぎる場合は、

私も声を荒げることがある。

 

娘を媒介にして、

妻ともギクシャクしてしまうことも。


私も妻も娘の将来を案じている。

娘は娘で考えていることもあろう。


話し合いが必要だが、

話し合おうとしても

話し合いにならない。


どこで道を間違えてしまったのか、

今では記憶もあやふやだ。


ここまでもつれてしまった糸を

どこからほどくべきか分からない。



恐らく、私が早期退職をしたのが

原因なのでは? と推測している。


娘の中で父親のあるべき姿は、

健常者として(健常者同様に)

会社に勤め、働く姿なのだろう。


現実は、娘が学校からの帰宅時には

父親はウチにいるのである。

一般社会の人間が働いている時間に。


これでは、

娘としても自分のやるせない気持ちを

どこに向ければいいのか、

分からないのだろう。



過去の曲がり角まで戻れるものなら、

戻ってやり直したい。



ここで、思い出したことがある。

まだ会社員をしていた頃、

仕事が思うように行かなかった時、

上司に「困っていることはないか?」

と尋ねられた。


関係妄想と注察妄想が酷かった頃で、

上手く伝わったかは分からないが、

事情を話し、

仕事も家庭も両立したい旨伝えた。


すると、両立はできないものだ、

と言われた。

上司は、仕事をすることで

家庭を犠牲にしている、と語った。

家庭が上手く行っていないと

教えてくれたのだ。



そうであるならば、

仕事をしているか否かでなく、

真正面から話し合うことが

必要なのだろう。


相手にその気があれば、であるが。



237 無職の父の役割」で抜粋した、

『子どもが育つ魔法の言葉』の引用を

もう一度、思い出そうと思う。





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2016/05/27


先日、診察に行ってきた。

 

日課のようなものはこなせるけれど、

日中眠くて仕方ない、と話してきた。

 

「毎日決まったことをこなせるのは

 いいことですね。」

「でも日中眠いんです。」

「何かこうして欲しい、というもの

はありますか?」

「(そう言われても)……。」

 

2~3秒の沈黙。

 

「では、処方を変えてみましょう。」

と言って、くすりが変わった。

 

寝る前に飲んでいたくすりの一部、

リフレックス2錠 >1錠に。

レキソタン(ブロマゼパム)が

5mg >2mgに。

 

朝・夕食後に飲んでいたくすりの他

朝食後に、

ドグマチール(スルピリド)50mg

が追加に。

 

 

帰宅して夜、

明日を期待しながら服薬し

布団に入るも、

眠いのに気が高ぶって眠れない。


そう言えば、

この状態はしばらく続いていた。

処方は変わったけれど、

他の薬との飲み合わせが悪いのかも。


しばらく様子を見て、

改善しないようなら、

次回診察時にはこの状況を

忘れず話してみよう。





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2016/05/26


「今回は一体なんの話だ?」

「井上陽水のことか?」

 

いえいえ、井上陽水でもないし、

彼の歌った「夢の中へ」でも

ありません。

 

ちょっとだけ、お付き合い下さい。

 

 

当ブログをご覧の方(中学以上)なら

ご存じのように、「羊水」は

妊婦さんのお腹の中にある、

胎児の周りの体液のことですね。

 

 

 

ところで、

私が初めてクリニックを訪れた時、

院長に言われたことは、

 

すぐに休職願いを出して、

明日からデイケアに毎日通うこと。

 

でした。

 

その時の説明の際、

デイケアは「社会的羊水」だ、

と言われたのです。

 

 

赤ちゃんは羊水があるお陰で、

外部の衝撃から守られます。

排泄・栄養摂取も行います。

 

 

企業戦士としてバリバリ働いていた

当時の私は、院長から見れば、

すでにズタズタに映ったのだと

思います。

関係妄想や注察妄想もあったので

キョドっていたかもしれません。

 

一時的に会社を休み、

「社会的羊水」の中で

休養が必要と即断したのでした。

 

 

デイケアについては、

012 デイケアというもの

をご参照下さい。

 

 

 

現在は、大きな病院に通院し、

自宅に引きこもって療養しています。

 

言わば、「地域的羊水」の中で

暮しています。

 

 

いつまでも羊水の中に

いるわけにはいかないことも

頭では分かっています。

 

その時が来たら「おぎゃー!!!」

と出て行って、

「おめでとうございます!

 立派な男の子です」

と言われなくてはなりませんよね?





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2016/05/25


執筆時点でその単語を耳にして、

思い出したことがある。


耳にしたのは、

清原被告の裁判の傍聴に参加する為の

抽選に、

「リストバンド」をつけさせられた、

というものだった。


Radiko で聴いていたので、

どんなリストバンドなのかは

想像つかないのだけれど、

リストバンドと呼ぶものを

私もつけさせられたことがある。



それは、統合失調症の陽性症状の時、

つまり閉鎖病棟に入院する時である。


(ちなみに、外科の入院患者も

つけていたので、全入院患者が

つけることになっていたのだろう。

初入院だったので知らなかった。)


自分の名前が油性インクで書かれた

ナイロン製のもので、柔らかいけれど

一度はめると容易には外せない。


退院していく人は、看護師から

ハサミで切ってもらっていた。


外せないと分かると、

「お前は精神病だ」

と烙印を押された気分になった。


従って、

退院するまで(入浴時も)身につけた

ままでいることになる。



外出許可が出て一時帰宅する時など、

何だか落ち着かなかったことを

思い出す。


自分が脱獄犯に見られはしないかと、

妙に気になったものだった。



二度目の入院では、夏を迎えて、

外出する時には、

(つまり半袖なので)

さすがに目立つので、

引きちぎったものだ。

外出から戻ると、看護師さんに

再びつけてもらった。


この手を外出の度には使えないので、

何とか工夫して外すことを覚えた。


そして、外出時や入浴時は自在に

脱着できるようになった。



その結果、

脱獄犯に見られる心配と

「精神病」の烙印から

ひととき解放されたのだった。




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2016/05/24


また悲しい事件が起きてしまった。


被害者は重体とのことで、

早い回復を祈る。


メディアがあちこちで

取り上げているようなので、

事件そのものに触れるつもりはない。


ただ、

似たような事件を以前にも耳にした

ような気がする。


しかし、

ここ数年間での出来事だと思う。



これら事件には、

SNSが一役買っている、

と考えている。


かつての手の届かないアイドルから、

SNSによって、

手の届くアイドルに変わった。


熱狂的なファンは、SNSにより、

アイドルを友達かのように

妄想するようになるのだと思う。



妄想と言えば、

統合失調症の専売特許だが、

今回の事件では幸か不幸か、

犯人は精神科への通院歴は

私の知る限り報道されていない。



もしも、通院歴があったとしたら、

私たち統合失調症患者にも、

少なからず影響があったと思う。


それは、

健常者たちが私たち統失者を見る目が

また一層、偏見に満ちたものになる

ことが想像できるからだ。


そうなれば、

私たちはより生きにくくなり、

またカミングアウトもしづらくなる。



やれ、多様性だ、

やれ、ダイバーシティーだ、

と言っても、

今回のような、常軌を逸した者が

いる限り、精神疾患を抱えた者が、

社会の中でごく普通に生活できる日が

遠のいていくような気がする。



実際には、何の害もない患者が

ほとんどなのだけれど……。




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