先週平日、妻の両親が入院している病院に見舞いに行きました。  

娘は学校に行っているので、妻と二人で行ってきました。  

 

「両親が入院」というと、自動車事故か何かだと思われる方もいらっしゃるかもしれません。 同時に二人揃っての入院ですからね。 でも違うんです。 白内障の手術で2泊3日の短い連れ入院だったのです。 

 

義母が白内障の手術を勧められた時、以前から同様に勧告されていながら延び延びにしてきた義父が、じゃあ自分も一緒に、ということでついて行った形です。 周りの患者さんらからは、新婚さんみたいだと冷やかされたそうです。 

 

 

受付を済ませ病室に行くと、二人ともベッドにはいませんでした。 上階に談話コーナーがあるらしいので、上がってみると案の定いました。 安静にしなければならない病気ではないので、病室は退屈だったようです。 

 

井戸端会議で盛り上がるおばあちゃん達の中で、おじいちゃんが一人ぽつねんとテレビを見ていました。 我々を見つけると、満面の笑みで迎えてくれました。 


最初のうち、私が義父の話し相手になっていました。

妻と義父母の間でごくごく内輪の話題になり、次第に周囲にお構いなく話に花を咲かせていくに従い、私は落ち着かなくなってきました。

話題に入っていけなかったことと、周りの患者さん達が不愉快に感じていないか、気が気でなかったのです。


適当なところで、私は妻達の話を切り上げ、そろそろ引き上げるよう促しました。


私としては、とりあえず義理を立てることができ、妻と二人で病院を後にしました。


帰りの電車では、帰宅ラッシュと時間帯が重なり、疲れはピークに達しました。 すでに帰宅している娘を呼び出し、外食しないかとの妻の提案をはねのけ、ウチでの食事を主張しました。心身ともに疲労が溜まっていたのでこれ以上の緊張は避けたかったのです。彼女も疲れているだろうから、食材は出来合いのものをスーパーで調達しました。




翌日、いつもの時刻に起きましたが、疲労困憊で午前中は動けませんでした。考えられる原因は、上記の通り、病院での気疲れと帰宅ラッシュでのストレスだと思っています。


考えてみれば、いつもストレスフリーで、通勤・帰宅ラッシュとはかれこれ5~6年無縁の生活を送っていたのです。会社員時代は、知らず知らずにストレスを溜めていたのでしょう。そう考えると、病気にならずに会社に勤め続ける人はスゴいなと思うと同時に、無感覚になっているのではと疑問に思います。そうでなければ、遅かれ早かれ精神状態がおかしくなってしまうでしょう。



やはり通勤という形態での社会復帰は不可能だ、と思い知らされた1日でした。





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