我が家は大規模マンションに住む、親子3人の小さな家族です。 

フルタイムのパートに勤める妻と、もうすぐ高校卒業を迎える娘、それに隠遁生活を続ける私で構成されます。 

 

妻は朝一から働き遅い時は夜10時ごろ帰宅、遅い夕食を一人で済ますと爆睡してしまいます。休日には、足りない睡眠を補うかのように、昼過ぎまで寝ていることが多いです。安い給料をいただくために、まるで命を削りながら働いているように映ります。とても痛々しい気持ちで見守っています。

以前お話しした、妻の職場の問題児(職場を引っ掻き回し、店長すらも手に負えない若い女の子)は、仕事が飽きたのか(大したことやってないのに!)数ヶ月前に辞めて行きました。妻の粘り勝ちですね。また、それと前後して、妻が頼りにしていたベテラン・パートのおばちゃんも、病気がきっかけでフェードアウトしてしまいました。今では、店長含む社員さんたちからも頼られ(いい意味で。悪く言えば丸投げに近い)、若いバイトさんたちからも店長にではなく、自分に何でも聞いて来るので大変だ、とこぼしていました。

職場の毒が抜けた後では、精神的疲労はなくなったけれど肉体的疲労が増えたと言っています。

店長に当事者意識を持ってもらうよう、時々妻に助言はしますが無理だけはしないでほしいと願っています。


娘は中学時代から現在に至るまで、「机上の勉強」よりも友達付き合いや消費活動の「社会勉強」に余念がありません。手っ取り早く言えば、時間とお金の無駄遣いが多い、と私の目には映ります。

夏休みも終わりましたが、休みの間中、昼夜逆転の生活を送っていました。本人曰く、今しかこんなにたっぷり眠れる時はないんだから! と。おいおい、若いうちにしかできないことはもっと他にあるだろうに。歯がゆい思いです。

夏休み前には、部屋を綺麗にする、と言う目標も口にしていましたが、大した成果は見られません。それもそのはずです、モノが多すぎるのですから。(消費活動に熱心すぎるのです。)ミニマリストの爪の垢を煎じて飲ませてやりたいくらいです。イマドキの若者が皆そうなのかはわかりませんが、とにかく口は達者です。四六時中スマホをいじっているので、何でも親指を動かせば世の中も動くものと勘違いしているのです。人間は物質的な存在、アナログな生活も必要だと思うのですが……。

そういう娘の我が家での立ち位置はムードメーカーといったところでしょうか。


肉体労働・頭脳労働を通して肉体的疲労・精神的疲労を経験済みの私は、もちろん教科書での勉強も社会勉強も一応卒業はしております。

(会社員時代のまだ元気だった頃)持株会での80万円あまりの売却益を、銀座のキャバクラで悪友たちと使い果たしてしまったこともあります(1度にではないですが)。 正直な私に隠し通せるはずもなく、まもなく妻にバレてしまい落胆されました。反省した私は、それ以降の売却益を投資信託に当てたりしました。

隠居生活の今では、毎回ロト6を購入することもやめてしまったし、喫煙量も激減したので、年間数万円ほどしか使ってないのではないでしょうか。書籍以外では、BluetoothスピーカーをAmazonで最近ゲットしましたが、数千円のものですしポイントで交換しました。容易に運べるので、入浴中や食事の支度時などに重宝しています。

現在は(経済的な意味での)一家の大黒柱ではありませんが、家族にとっての精神的な支えとして頼られていると自負しています。


家族の中では、統合失調症であることを忘れます。だからこそ、一歩うちを出る際には緊張することになります。




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