返報性の原理」を示唆する夢を見た。 


前回、旧友の飲み会の一件で見たイヤな部分を投稿してしまったが、この夢を見たことが前回投稿の理由の一つでもある。 



細部は忘却の彼方だが、大まかにこのような夢だった。



私は誰かと旅行に出かけ、土産に饅頭のような和菓子を持って帰って来た。

帰りの道すがら、中学時代のいわゆる不良たちがたむろする通りのそばを通った。不良たちは男女含めて5~6人はいただろうか。

その中の不良女子が、私の持つお土産が食べたいと言い出した。もちろん彼女たちのために買って来たものではない。

けれど私は持ち帰った土産を気前よく彼女に手渡した。

複数人が「おいしい」と言って食べていた。


それを見ていて、私はなぜか土産の見返りに何か受け取らなくてはならない気持ちに駆り立てられた。


不良たちは、その通りで商店を営んでいたので、見返りとしてせめて商品券をもらおうと思い、店番に頼んでみた。しかし、その提案は却下された。


しつこく要求していると、彼らは私に危害を加えようとして来た。

次第にエスカレートし、飛び道具を構えるようになったので、私はその場を離れた。



するとどこからかなぜだか寺脇康文が現れ、手に何か持って私に近づいて来た。持っていたのは、お祭りなどでよく売られているようなパックに入った焼きそばだった(笑)。 その辺で座って、一緒に食べようというのだ。


そのお誘いは嬉しかったが、私は丁重にお断りした。

彼の好意によるものと理解していたが、お返しに差し出せるものを持ち合わせていなかったからだ。

しばらく、「一緒に食べよう」「いや結構です」の押し問答が続き、ようやく彼は諦めたようだった。

私もなぜあれほど頑なに断っていたのかは分からないが、そこは夢の中での話。そういうこともあるだろう。



でもその夢を見ている最中、私は一つの言葉を思い出した。

ーー「返報性」。


そして一つの真理に改めて気付かされた。

つまり、同等程度の「返報性の原理」を共有していない間柄では、友人関係を維持するのは難しい、ということだ。




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