2018/08

2018/08/20


タバコが身体に害を及ぼすのは子供でも知っている。 

私は、身体だけでなく「心」にも毒ではないかと思っている。

 

それでもなかなかやめられないところが厄介だ。

タバコ


外出ついでに、屋外の喫煙場所で一服することがある。

先日こんなことがあった。

 

自宅最寄りの駅近く、定食屋の前にベンチと灰皿がおいてある。

診察の帰りに、そこで一本吸って行こうと思い、立ち寄った。

すでに先客が4~5人ほどいて、ベンチは満席だった。

私が、ベンチの側に立って吸っている時だった。

定食屋の前の歩道を行き交う歩行者の中に、何やら我々喫煙者を揶揄するつぶやきをした人がいた。

ちらっと見ると、20代と思しき男女だった。

男「(   )が漂ってるね。」

女「……。」


さて、男はなんと呟いたのだろうか? 

「(煙)が漂ってるね。」では小学生低学年が母親に言いそうなことだ。

「(哀愁)が漂ってるね。」ならまだマシだったろう。

(絶望感)だと表現がキツすぎるし、

(存在感)なら KREVA の新曲になってしまう。


正解は(悲愴感)だ。彼は確かに「悲愴感が漂ってるね。」と言った。

彼一人が呟いた言葉だが、煙を吐いている我々を見て、似たような思いをした人はきっと他にもいただろう。

余計な税金を払って身体を汚しているのだから、そう思われても仕方がない。


喫煙者は(少なくとも私自身は)タバコをくわえて火をつける時、「後ろめたさ」や「罪悪感」、非喫煙者がいるところでは「遠慮」などの様々な感情を抱きながら吸っている。また、きっと白い目で見られているんだろうな、という思いに耐えながら吸っている。その様は自虐的ですらある。


これが、「心」に悪くないはずはない。

分かっていながらやめられないのは、ニコチンを吸い込んだ時に脳内に放出されるドーパミンが、ひとときの安らぎを与えてくれるからだろう。

また、以前にも書いたが、精神疾患を抱えた人の喫煙率はなぜか高い。医療関係の人もそう言っていたし、デイケアや入院の時に経験的にそう感じた。


10月にはまたタバコ税が上がるのに伴い、1割ほど値上げされる。1箱おおよそ500円になる。いよいよ禁煙する潮時かもしれない。



ところで、健康な状態を強制する近未来の世界を描く小説がある。

ハーモニー〔新版〕 (ハヤカワ文庫JA)』(伊藤計劃 著)という本だ。

本著で描かれている社会は、健康状態をモニターするチップが全国民に埋め込められ、逐次中央サーバーに健康状態がアップされ状態の良し悪しが点数化される社会だ。国民ひとりひとりは社会資源の一つとして、自らの身体・命を害することを禁じられた社会。

テーマは「わたし」が「わたし」であることの意味を問いかける内容となっている。

短命だった伊藤計劃の(共著を除けば)最後の作品だ。ぜひご一読あれ。



ランキングがご覧になれます。
ポチって頂けると励みになります。


   にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 統合失調症へ



  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2018/08/19


転院後(昨年)のクリニックで2度目の診断書請求を行った。

診断書の種類は異なるが、1度目に続き今回も2箇所の記入ミスを発見した。 


診断書やカルテなど、デジタル化しているが、転院前のものを基にアシスタントがデータ入力しているものと思われる。アシスタントと言っても、受付をしている若い女性が兼任している。 

診断書

1度目は、数ヶ月前に障害年金用の診断書を受け取った時。この時は、3箇所ほどの入力ミスがあった。障害年金の更新は期間が約1ヶ月と短いため、訂正してもらった後、年金事務所に提出するまでの間バタバタしてしまった。なんとも迷惑な話だ。


そして今回2度目は、自立支援の継続用の診断書だ。持ち帰って、念のために調べてみると、統合失調症を初めて発症した際に受診した日付と、入院した期間の日付の2箇所が間違っていたのだ。

これらは純然たる事実の誤りなので、やはり指摘しなくてはならないと思い、診断書受け取りの翌朝に早速電話を入れた。


主治医は週1回の出勤なので、1週間後に先生と相談後に折り返し対応を電話する、とのこと。


ご存知の読者が多いと思うが、自立支援の手続きの期間は3ヶ月あるものの、更新後の自立支援受給者証が届くまでにはかなりの日数がかかる。自治体によってはこれら期間は異なるかもしれない。

それは分かっていたが、仕方なく返事を待つことにした。


それにしても、やるべき道は1つしかない。

日付を訂正し、主治医の押印をもらい、我が家に郵送することだ。

日付は客観的事実なので訂正以外あり得ない。訂正しなければ、次回の診断書請求時に誤った入力データが引き継がれるだけであろう。その時、私がまたチェックしてミスを指摘しなければならなくなる。バカバカしい。


こういうことが何度も発生するのは望ましくない、と電話で苦言を呈することも忘れなかった。


転院前の大学病院の時は、こんなことはなかったような気がするが、仕事に向き合う姿勢や責任感の違いなのだろうか? 今通っているクリニックに対する信頼感が薄れていっても不思議ではない。



ランキングがご覧になれます。
ポチって頂けると励みになります。


   にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 統合失調症へ



  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2018/08/18


薬の量が減ったのに、薬代は増えるという逆転現象が起きた。 

日数はともに28日分だったのに……である。 


あなたも同様の経験をしたことがあるかもしれない。

或いは、薬代など気にしていない、という向きもあるかもしれない。 

いずれにしても一度は明細書をじっくり眺めてみることをお勧めしたい。

疑問点や不明点などあれば、薬剤師に気兼ねなく相談してみると良い。

 

 

今回の薬代が増えたケースには、2つの原因が重なっていた。 


1つ目の原因は明瞭で、夜間の割増料金が加算されていたのだ。

前回は薬局に出向いた時刻が少し早かったため、加算されずに済んでいたようだ。


しかし、今回の請求額の増額分は、夜間割増の加算額を超えていた。



原因の2つ目は、調剤料が増えていたことだった。

薬の量が減ったのに調剤料が増えるとはどういうことだろう。


「朝夕の薬」と「就寝前の薬」のそれぞれに調剤料が別々にかかるようになっている。

今回、朝夕の薬2種類ずつのうち1種類が朝のみに減薬された。つまり、朝は2種類服薬し、夕は1種類服薬する処方に変わったのだ。


前回)
朝:薬A、薬B 夕:薬A、薬B

今回)
朝:薬A、薬B 夕:薬A


そうすると、「朝夕の薬」、「就寝前の薬」、それに加え「朝のみの薬」といった三種類に調剤料はかかることになるという。

要は、前回は調剤料x2倍だったのが、今回は調剤料x3倍かかることとなった。


分かりにくければ、薬の入った袋の数で考えれば良いと思う。

袋の数分だけ、調剤料がかかっているというわけだ。



今回に限って言えば、薬Bは「朝のみ」にするのでなく、「就寝前」に処方を変えることで、余計な調剤料を節約することができるだろう。もちろん、薬の種類や効き目によってそれができる場合とできない場合があると思うので、主治医と相談する必要はあるが……。




ランキングがご覧になれます。
ポチって頂けると励みになります。


   にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 統合失調症へ



  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2018/08/02


返報性の原理」を示唆する夢を見た。 


前回、旧友の飲み会の一件で見たイヤな部分を投稿してしまったが、この夢を見たことが前回投稿の理由の一つでもある。 



細部は忘却の彼方だが、大まかにこのような夢だった。



私は誰かと旅行に出かけ、土産に饅頭のような和菓子を持って帰って来た。

帰りの道すがら、中学時代のいわゆる不良たちがたむろする通りのそばを通った。不良たちは男女含めて5~6人はいただろうか。

その中の不良女子が、私の持つお土産が食べたいと言い出した。もちろん彼女たちのために買って来たものではない。

けれど私は持ち帰った土産を気前よく彼女に手渡した。

複数人が「おいしい」と言って食べていた。


それを見ていて、私はなぜか土産の見返りに何か受け取らなくてはならない気持ちに駆り立てられた。


不良たちは、その通りで商店を営んでいたので、見返りとしてせめて商品券をもらおうと思い、店番に頼んでみた。しかし、その提案は却下された。


しつこく要求していると、彼らは私に危害を加えようとして来た。

次第にエスカレートし、飛び道具を構えるようになったので、私はその場を離れた。



するとどこからかなぜだか寺脇康文が現れ、手に何か持って私に近づいて来た。持っていたのは、お祭りなどでよく売られているようなパックに入った焼きそばだった(笑)。 その辺で座って、一緒に食べようというのだ。


そのお誘いは嬉しかったが、私は丁重にお断りした。

彼の好意によるものと理解していたが、お返しに差し出せるものを持ち合わせていなかったからだ。

しばらく、「一緒に食べよう」「いや結構です」の押し問答が続き、ようやく彼は諦めたようだった。

私もなぜあれほど頑なに断っていたのかは分からないが、そこは夢の中での話。そういうこともあるだろう。



でもその夢を見ている最中、私は一つの言葉を思い出した。

ーー「返報性」。


そして一つの真理に改めて気付かされた。

つまり、同等程度の「返報性の原理」を共有していない間柄では、友人関係を維持するのは難しい、ということだ。




ランキングがご覧になれます。
ポチって頂けると励みになります。


   にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 統合失調症へ



  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2018/08/01


5月に友人を一人失った。 

私を去って行ったのではなく、私から身を引くことにしたのだ。 


なぜ何ヶ月もの前の出来事を、今回になって投稿するのかというと、その間公開すべきかどうかずっと逡巡していたのだ。

彼の行動には目に余るものがあったが、その不満を自分のブログでぶちまけるのは私の美学に合わなかったし、気が引けていた。



5月といえば、ゴールデンウィークだ。そのGW中にささやかな飲み会を催した。

発起人は友人の方だった。安く上げたいからうちのマンションのゲストルームでやらないか? という提案だった。使用料が3000円かかることも了承してくれたから、私は早速ゲストルームが埋まらないうちに予約しに行った。幸い希望日で予約が取れ、飲み会当日は待ち合わせて買い出しに近所のスーパーに行くことに決まった。


そして当日ーー。

いざ待ち合わせ場所に行ってみると、誰もいない。発起人の友人から連絡が入り、遅くなるから先に買い出しに行ってくれないか、というものだった。別の友人は他の売り場でずっと待っていたらしい。結局落ち合うことはできたが、そもそも発起人による待ち合わせ場所の指示が曖昧だったため、戸惑ったようだった。もう一人友人がいたが、どうしても忙しく今回はパスされてしまった。


二人で三人分の買い出しをすませ、部屋に入って飲み始めることにした。

酔いも周り、お腹も満たされ始めた頃、発起人が遅れてやって来た。

すでに泥酔しているようだった。聞けば、豚カツをたらふく食って来たようだ。おそらく飲み会のハシゴをしたのだろう。

食って来たとは言いながら、用意していた握り寿司のパック一人前は平らげてしまった。まるでジブリ映画だ。その後横になり、目をつぶってしまった。


圧倒されたもう一人の友人と私は静かに話し始めた。

私が昔使っていて譲ったアコースティックギターを発起人は私の知らない第三者に売り払ってしまったらしい。私としてみれば、自分より弾く頻度の高い友人に私の「Headway」を可愛がっていてもらいたかった。譲ったものとはいえ売り物にされてしまえば、心穏やかではない。非常に残念でもある。



時刻もいい頃合いになった時、発起人が目覚めて帰ると言い出した。

私は間髪を入れず、

「じゃ、一人3000円ということでよろしく。発起人は遅れて来たから2000円でいいや。」

「これしかないんだ……」

「たった1000円かよ(怒)」

「あとはこれで(小銭ジャラジャラ)」

「いいよ、いいよ。また今度な。気をつけて帰れよ」



後日、思い返してはだんだん腹が立ってきた。

彼の希望する部屋の予約に走らされ、買い出し・用意した上で、酔っ払って遅れて来ては寿司食って寝るだけ。私のギターも見知らぬ人の手に。

彼が、境界性パーソナリティ障害であることは何となく分かっていたが、自覚があるのかないのか、こんな風にいいように振り回されるのは面白くない。彼の名前のイニシャルが K.Y であることも皮肉だ。


K.Y とは今後、上手く付き合っていけないだろうな、と感じた一件であった。




ランキングがご覧になれます。
ポチって頂けると励みになります。


   にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 統合失調症へ



  • このエントリーをはてなブックマークに追加