消費税が来年10月から10%に上がる事が、改めて確認されました。 


政府は経済への影響を少なくする目的で、様々な政策を総動員させようとしていることは、ニュースを見聞きしている方にとっては周知のことですね。 


よく取り上げられるのは軽減税率の仕組みです。

例えば、店内で飲食する場合(イートイン)と持ち帰りの場合(テイクアウト)とで税率を変えるというものです。店先のベンチで飲食する場合はどうなのか? とか。スポーツ観戦している客が観客席でビールを買う場合は? とか。


うーん。そういう小手先の方法でいいのだろうか? 考えてしまいます。

ヨーロッパではすでに導入済みで混乱をきたしている、とラガルド(IMF専務理事)さんが日本に警告を発しています。



私が気になっているのは別の政策です。

軽減税率の話題が盛んになっている影で、あまり取り上げられない仕組みである、購入時2%ポイント還元の話題です。


中小小売店でクレジットカード支払いをした場合に消費税のうち2%をポイント還元しようとするものです。

クレカ


疑問に思うのは、果たして中小小売店のうちどれほど多くの店が、カード決済の仕組みを導入しているのか? ということです。

カード決済には、高価な専用の端末を導入しなくてはならないし、導入後も決済時に、店側からカード会社へ手数料を支払わなくてはなりません。

そんなことは小さな店ほどやりたがらないはずですし、実際に旧式のレジで現金のみの会計をしている小規模小売店は多く存在します。


もう一つの疑問は、カード決済が可能としても、お年寄りや未成年はクレジットカードで買い物をすることが少ないようです。ま、お年寄りにも色々ありますが。カードを所持すらしていない人だって相当数いるはずです。


それに加えて、個人的にはネットでカード決済する機会の方が多いので、2%ポイント還元は受けられないことになります。

同様の人はものすごく多いと推測できます。



消費増税前に新しい MacBook あるいは MacBook Pro を購入してしまうような気がしてなりません。



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