ひとはいつまでも若いままでいることはできない。

そんなことは言われなくても誰でも分かっていることだろう。頭では。

頭は正常な判断ができたとしても、体の方は日々年老いていく。

脳みそに体が付いていかない。体は硬くなってなってくるし、あちこち痛むようにもなってくる。この年齢になって身に染みて分かってきた。


私の場合、顕著なのは筋肉量がめっきり落ちてきたことだ。特に足腰の筋肉はヒドいことになっている。

5~10分と歩くだけでも、股関節が痛くて若い頃のように大股ではとても歩けない。立っているだけでも辛くてしょうがなくなる。

だから月一回の診察で出かけるときは、片道1時間以上もかかるので決死の覚悟で臨んでいる。

在宅のときは、長い時間椅子に座っていると今度は坐骨が痛んでくる。坐骨は、座面に接するお尻の骨のことだけれど、臀部の筋肉も落ちてきたことがよく分かる。

坐骨

大元の原因は運動不足であることは重々承知している。

せめて散歩くらいはした方が良さそうだけど、歩くことすら痛みを伴う私にとってはちょっとした勇気と決断が必要だ。

こうなってしまったのには理由がある。長い間抑うつ状態・意欲減退が続き(今でもそうなのだけど)、ひんぱんに横になっていた。何もする気が起きず、ただ radiko を流しながら横になっていることが多くあった。

はじめのうちは体への悪影響は気づかなかったけれど、徐々に加速度的に筋肉量は減っていったのだ。


若い頃は格好良く見せようとプラスαの筋肉をつけるために筋トレをしたものだったけれど、今や健康を維持するにはマイナスを埋めるために運動しないといけないようだ。




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