2019/11

2019/11/27


長い闘病生活の中で、今まで2~3度ほど急性期を経験しています。


統合失調症の急性期とは、前兆期(前駆期)の後に来る、妄想や幻覚が激しくなる頃を指します。


その時期の妄想や幻覚のくわしい模様はここでは触れません。

人格が壊れていく様子を知りたい方は、是非とも過去記事をご覧ください。

1度目:004 情報漏洩疑惑!? あたりから

2度目:032 幻覚(幻聴と幻視)ふたたび あたりから


今回お話ししたいことは、妄想・幻覚とは言え「それ」が当人にとっては現実であり真実であったということです。


では、現実とか真実とは何なのでしょうか? 

それはきっと、人それぞれが感じることによって、または人それぞれが考えることによって異なるものなのだと思います。人の数だけ存在すると言ってもいいでしょう。


複数の人間が同じ場所に居合わせても、意見が食い違ったり時には諍いが起きたりするのは、同じものを目にしていてもそれぞれの現実が異なるからだと思います。

ましてや遠く離れた場所にいる場合はなおさらです。

逆に、意見や考えが一致したり納得がいった場合には、共感を覚えたり時には感動さえすることがあると思います。

また、おもてなしや親切心からの行為が相手に伝わる場合もあれば伝わらない場合(人種が違うなど)もあります。


人により感じ方、考え方が違うから人間関係は難しいとも言えるし、それだから面白いとも言えるでしょう。


そういう意味で、私たち(統失患者も健常者も)は程度の差こそあれ妄想の世界で生きているといってもいいでしょう。

妄想の世界と言って語弊があるなら、仮想世界と言い換えても構いません。

雪
 


妄想の世界と対極にあるのは、自然現象かあるいは、生と死の2択しかない虫や植物の世界でしょう。


私たち人間は、妄想の世界で生きているという自覚があれば、初めから相手に期待しすぎるとか、過剰に怒りを覚えるといったことは減るんじゃないでしょうか? 


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2019/11/26


長生きしたいと思いますか? 

寝たきりの状態で長生きしたいとまでは思わない、という人も多いでしょう。

でもある日突然、医者から「長くてもあと1ヶ月の命です」と宣告されたら、ほとんどの人が戸惑うに違いありません。

やり残した事と残された時間を天秤にかけながら、生きてるうちに何ができるかを脳みそフル回転で考えてしまうでしょう。




私自身の人生は、決して自慢できるものではありませんが、それでも健康寿命は長い方がいいと思っています。(経済的な課題はありますが……。)


健康な身体で長く生きたいけれども、統合失調症という精神疾患を患っている人間(=私)は長生きできるのでしょうか? 


統合失調症患者の方もその身内の方も関心あることではないでしょうか? 



病気の質は全く異なるけれども、例えばダウン症は染色体が1本多いのが原因で発症する疾患で、寿命が健常者よりも短いとされています。



統合失調症は脳の病で、形質的に傷がある場合や神経伝達物質の異常で発症することは、既にご存知のことと思います。


その統失患者の死亡率は、ざっくり言うと、一般人口の約2倍以上とされています。

また、統失患者の生涯自殺率は10%以上だそうです。これは一般人口の12倍に当たります。

特に、初発退院後1年間の自殺率が多く、一般人口の100倍という報告があるそうです。

そして、陽性症状の時期には、幻聴から逃れたり妄想のために自殺をする統失患者がいる一方、陰性症状の時期でも、不安に耐えられず究極の選択である自殺をしてしまうことがあると言います。

山手線
 


ついでにタバコに関しても触れておきましょう。

統合失調症とタバコは切っても切れません。

統失患者の喫煙率は50%以上ですが、がんによる死亡率は低いそうです。

がん発生率は男性で健常者の67%、女性で92%という研究結果があります。

特に、高い喫煙率にもかかわらず、肺がんは健常者の38%だったそうです。

これは、向精神薬が持っている抗腫瘍効果のためだと考えられるようです。


少しは慰めになったでしょうか? 


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2019/11/23


怪我をした時、病気をした時、私たちはその時になって改めて健康のありがたさに気づきますよね。


ナース



刃物で指を切ってしまった時は、それがどの指であろうと不便を感じ、たとえ小指でも日常生活に大事だったことに気づきます。

虫歯が一本できただけでも、その痛みのために作業に集中できず、また食事の際とても食べ辛く食欲が減ってしまうこともあります。

また、インフルエンザやちょっとした風邪で熱が上がって動けない時は、昨日まで動き回れたのでずっと寝ているのが却って辛くなったりします。

大きな手術なんてした場合には(私自身は未経験ですが)、どんな臓器であろうと全身に負担がかかるでしょう。


怪我や病気は、その大小を問わず、それまでの生活に支障をきたし得るし、誰しも完治・治癒をつよく望むはずです。


統合失調症を長いあいだ患っていますが、この病は完治あるいは治癒しません。

元の健康体に戻るという意味での完治はしないとされていて、病状が好転したり問題ない程度に良くなる場合、「寛解」という言葉を使用することはご存知の方も多いと思います。

(この寛解という言葉は、アレルギーや白血病にも用いられるようです。)


普通に考えれば、私も寛解を目指していると思われるでしょうが、そうとも言い切れません。

なぜなら、会社を辞めざるを得なくなって以降、障害年金を受給しており、我が家の生活は障害年金がなければ立ち行かなくなってしまうからです。

前回の記事では、独断で減薬を始めたことを書きました。

薬の副作用が辛いことと、健康体に戻りたいからでした。

そのことは主治医にはお話しする予定ですが、次回の障害年金の更新(1年半後)の際に病状が好転したという理由で年金の減額あるいは停止されては非常に困ります。死活問題なのです。


もっとも、働けるだけ良くなったかと言えば、まだ辛い思いをしたトラウマがあり万全ではありません。自信も全くありません。

外出や人との接触を好まないところもあり、その意味では社会的寛解はほど遠いのかもしれません。


年金受給者として社会のお荷物だと思われるのは辛いので、何かの役に立たなければと思います。

家族への助言や相談相手になるなど、小さなところから始めてもいいでしょうし、ネットを通じて発言・発信をつづけていけば、蝶の羽ばたきが竜巻を起こすか? というバタフライ効果のように(健全な)影響を与えられれば、と考えています。



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2019/11/19


医者に無断で減薬してみたら、体調がよくなってきたという話。


きっかけは薬を飲み忘れた時でした。

普段、飲み忘れることは滅多にないし、飲み忘れに気づいた時にはすぐに服用していました。

ところがその時は、朝の薬を飲み忘れたことに気づかず、夜の薬の時に初めて気付きました。朝の分は飲まずに、夜の分だけで済ませました。

その日一日のことを振り返ると、いつもより体調が良かった気がしました。


くすり


それまでは、日中身体を起こしているのが辛くなって、横になってしまうことが頻繁にあり、無為な時間を過ごすことが多かった気がします。

でも、その日は違っていました。


悩んだ末、翌日から少しずつ減薬してみることにしました。

これ以上、調子の悪い日々を送りたくなかったのです。

初めのうちは一日おきに、朝の薬を抜きました。夜はいつも通り飲みます。

それを何日か続けたのち、毎朝飲まないようにしました。


慎重に徐々に減らしていったのは、体への影響を最小限にするためです。

薬は、抗精神病薬のエビリファイです。エビリファイは半減期が確か60時間以上と長いので、減薬の効果がはっきりと分かるには本当は時間がかかります。


半月くらい続けていますが、今のところ不具合は何もありません。

というより、むしろ体調がよくなりました。

前述のような、無為な一日を過ごすことはほとんどなくなり、辛い思いをすることが激減しました。


減薬を試してみようと背中を押したのは、服薬による副作用が何年も気になっていたこともあります。

副作用というのは、


・アカシジア:じっと立っていられなかったり、座っていても横になっていても足が常に動いてしまい足の筋肉が常に緊張している

・振戦:舌や喉が不随意に震える

・遅発性ジスキネジア:口をもぐもぐさせ歯で舌や口内を傷つけてしまったり、食いしばる


などです。

いずれはエビリファイの断薬を目指し、上記の副作用を止めたいと願っています。



また、エビリファイと並行して、睡眠導入剤のマイスリーも減薬を試みました。

薬がないと眠れない体になってしまうのは悲しいと思ったからです。

5mgを2錠飲んでいたのを、1錠に減らしています。


睡眠導入剤の断薬が難しいのは、反動で眠れなくなってしまうからです。

大事なのは、眠れない失敗体験を重ねずに、眠れる成功体験を重ねることだと言います。

だから、眠れない時は焦らずに、従来通り薬を服用して眠りにつくとか、少し眠くなってきた時に薬の力を借りて眠ってしまう方が、却って眠れるという成功体験を重ねることできると言います。


マイスリーは超短時間の効き目しかなく朝に残りにくい薬とされています。

1錠に減らしたからか、午前1:00前後に眠りにつき3~4時台に一度目覚めてしまうようになりました。

それでも日中に眠くなったり辛くなったりすることはありません。

今のところ体調はすこぶる良いです。



次回の診察の時に、これまでの事情をお話して、正式に薬を減らしていこうと思っています。

(今回の記事は、減薬や断薬を勧めるものではありません。)




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2019/11/15


何度も記事にしているように、生活はカツカツです。

決して贅沢をしているわけではなく、むしろつましい生活を送っていると思っています。


晩酌をしますが、ごくたまにアサヒの発泡酒「贅沢ゼロ」を安く買って飲む時があります。

「贅沢」な糖質「ゼロ」というよりは、「贅沢」は「なし(ゼロ)」という感じです。


節約するためには、食費・光熱費などの変動費を見直すよりも、スマホ通信料や保険などの固定費を見直すほうが手っ取り早く効果的でもあります。

固定費である通信料については、料金プランの見直しをすることで、4割ちかく節約することができました。


節約


今度は、保険料の節約を考えることにしました。

現在入っている保険は、


1 定期保険特約つき終身保険

2 年金保険

3 医療共済


です。

2の年金保険は15年間確定で年金を受け取れます。15年に満たないうちに私が仮に死んでも残りは妻が受け取れます。

3の医療共済は格安でしかも還付金が毎年払い戻されます。

1を今回見直すことにしました。


定期保険というのは、60歳までのガン特約ほかがついた掛け捨ての保険。終身保険は解約しなければ必ず死亡保険金が支払われ、解約すれば解約返戻金が支払われる保険です。


毎月の保険料が負担で、そのために生活がアップアップで寿命を縮めるくらいなら、一層の事やめてしまおうかと考えたわけです。

解約した場合、保険料の支払いがなくなる上、解約返戻金を受け取れるので少し楽になりますが、私に何かあった時に備えて蓄えておく必要が出てきます。


そこで考えられるのは、「払い済み保険」への契約変更が可能かどうかです。

払い済み保険というのは、保険料の支払いだけを中止して保険期間を継続する方法です。保険料負担がなくなっても死亡保険金が支払われるのです。

ただしその場合、死亡保険金は少なくなり、特約もなくなるそうです。

私の場合は、ガン特約やその他の特約がなくなるわけです。


大きな手術や長期入院をした際には、高額療養費制度を利用すれば一定額で済むはずで、あまり心配はいらないかもしれません。


要約すると、


払い済み保険に変更可能か?

可 => 払い済み保険

否 => 保険解約


で行こうと考えています。



早速、保険会社に問い合わせて手続きを進めようと思います。



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