幻覚

2018/04/06


幼稚園に入るか入らないかくらいの幼い頃の娘が夢に出てきた。 

 

現実の世界では、最近娘が何を思ったか、幼い時代のビデオテープを何時間も観ては笑い転げるやら、懐かしむやらしていた。 

 

今にして思えば、夢に現れたのはそのビデオの残像だったのだろう。 


夢の中で幼い娘は、横になっている私の首の後ろにまとわりついてきた。 

首の周りには、小さな手のひらの柔らかい感触があり、くすぐったかった。 

 

次第に小さな手は、首の付け根に移動し、肩もみを始めた。

肩もみをするには幼すぎて、あまり力が入らず肩もみにはあまり効果を発揮していなかった。


ところが、徐々に細い指先に力が入り、指圧を始めた。

くすぐったさは通り過ぎ、幼子とは思えないほどの力が入ってきた。


段々、娘の指先が私の首根っこの頸動脈に食い込み始めた。

最初のうちは痛みを感じていたが、それもやがて痺れに変わってくる。


幼女と思えないほどの物凄い力で、指先がさらに頸動脈に食い込んでくる。

痺れが首から頭部全体に広がり、だんだん呼吸するのも困難になってきた。

それでも容赦なく娘の指は食い込んでくる。

とうとう呼吸ができなくなり、苦しくなってきた。


私は最後に、首にまとわりつく何者かを勢いよく振りほどいた。

呼吸を整えて我にかえると、夢であったことに初めて気付く。


今見た夢が、一瞬フラッシュバックし、身震いした。

首に当てられた指先の感触は、まだ残っていた。



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2016/05/08


陽性症状が出ているときは、

自分には常識を超えた力が備わった、

と感じたものだった。


何しろ、

無言で座っている人の考えが

手に取るように分かったり、

電話中や、面談中にも

天から声や指示が届いたものだ。


さらに、

その場にいない人の考えや話し声が

伝わっても来たのだから。


声には出さず、テレパシーで

人と対話が出来る時もあった。




医者はそれを「統合失調症」と呼び

陽性症状に効くくすりを処方した。


しかし私は、

それを額面通りには受け入れず、

懐疑的だった。


常識的には考えられない力

(魔力と呼んでもいいし、

超能力と呼んでもいい。)

を持った人間が増えると、

社会秩序が保てなくなるため、

そのような力を鈍らせるための

くすりを飲まされていると

信じていた。



なぜ、疑いながらも服薬していたか

というと、幻聴があまりに酷くなり

精神的体力的に持たなくなってきて

日常生活に支障がでてきたからだ。

そして、凡人以下となった。


限界に達する前までは、

睡眠時間2~4時間くらいで、

頭脳も冴え渡っており、

当時の読書量も激増したが、

長くは続かず限界が来たのだった。

(それでも2~3年は続いたか?)



精神的にも肉体的にも耐える事が

できたら、くすりを飲まなかったかも

しれない。



現に、超能力を真剣に研究し、

軍事費を充てている国もある。


また、

J.F.K は、人気・政治的手腕も

優れていすぎたために、暗殺された。

国を恣意的に動かすには邪魔だった。


この犯人には不可解なことが多く、

政府、軍、マフィア、その他関係者の

全てがグルになって実行されたとの

噂もある。



話は飛んだが、いずれにせよ

社会にとって不都合となり得る

能力持った「統合失調症」患者に

くすりで能力を鈍らせ、

X-MEN のような事態にならぬよう

ミュータントを眠らせているのでは

ないか? という疑念がなくもない。



(くすりを否定するものでは

決してありません。個人の妄想です)




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2016/03/21


統合失調症の症状というのは、

これまでにも触れましたので、

すでにご存知のように

様々なものがあります。



私が今までに体験したものでも、

幻覚や妄想などの陽性症状や、

鬱に代表される陰性症状、

さらには精神活動(記憶・思考等)

の低下が見られる認知機能障害

があります。

(「021 統合失調症の経過」)



どの過程における症状のいずれも、

患者本人にとっては堪え難いほど

辛いものです。


それら症状のうち、ここでは

陽性症状について振り返ります。



きっかけは自分の思い込みから

始まりましたが、次第に疑念を

抱き疑心暗鬼になり、確信へと

変ります。


見るもの聞くもの全てに対して

疑いを持ち、裏社会へ通じていると、

さらに自分の命が狙われていると

信じるようになりました。



外出中だけでなく、

帰宅後も家族を疑い、

盗聴器や隠しカメラに

怯えました。



あらゆるものに対して敏感になり、

神経が張りつめていました。


時には人の考えが読めるように

なるばかりでなく、

鳥の声が私を祝福し、

物音が私に囁きかけ、

天気が変ると何かの前触れと感じ、

天からの声が聞こえるようになる

といったように、


森羅万象に意味を感じ取るように

なりました。


感覚が研ぎすまされている

気がしたものです。



投薬・入院を経て、

陽性症状がなくなると、

それと同時に

研ぎすまされた感覚も

消えて失っていました。


それまで、

世界は神によって一分の隙もなく

築かれているものと

感じられたものが、

実は、

無駄や「遊び」の多い世界だと

感じるようになったのです。



あれだけ鋭敏な感覚が

鈍ったように感じたのは

くすりにより眠らされている

のだと思っています。


それと引き換えに

へとへとだった心身は

回復へと向かいました。


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2014/12/07


みなさま、こんにちは。


少々ご無沙汰しておりました。

久し振りに投稿致します。


今回は、NHK の「スーパー・プレゼンテーション」で

放映された「幻覚が明かす 人間の脳」をご紹介します。


脳神経科医のオリバー・サックスという教授による、TED での

プレゼンです。

興味のある方は、以下の URL にてご視聴ねがいます。


英語によるプレゼンですが、字幕付きですので、

ご安心下さい。


http://www.nhk.or.jp/superpresentation/backnumber/141126.html




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2014/12/03


しばらく過去にさかのぼります。


たしか初めての入院が決まって、自宅待機している時だったかと。


初めての入院は、

034 閉鎖病棟へまっしぐら(前編)」と

035 閉鎖病棟へまっしぐら(後編)」で

お伝えした、例の事件がきっかけとなり決定しました。



さて話は、会社の上司に用事があり電話したときのことです。



ところで、あなたは普段、電話がかかってきたときに、

どのように出ますか?

『はい、○○です。』のように名乗りますか?

私は、『はい、もしもし。』のように、

姓は名乗らないようになりました。


というのは、怪しげな勧誘の電話や、間違い電話の場合、

相手にこちらの姓を知られてしまうからです。


そう言えば、父も生前そうしていたなぁ、と思い当たります。

きっと同じような理由からだと思っています。



話を戻します。


上司宅に電話したとき、

『もしもーし』と少々ぶっきらぼうだけれど懐かしい、

亡くなった父の声。


まだ葬儀から、数か月しか経っていなかったため、

一瞬、混乱して、思わず

『父さん!? (生きてたの?)』と

尋ねようとしてしまいました。


1秒後、(落ち着け!)と心の声。我に返り、

『□□さんのお宅ですか?』と声を震わせながら聞くと、

上司のお宅ではありませんでした。



確かに間違えずにかけたはずなのに……。

しかも、父そっくりの声色と、言い方。


これは何者かにハメられているな、と感じてしまいました。


もう一度同じ電話番号にかけ直すと、上司宅にかかりました。


いまもなお、不思議なできごとのように感じています。




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