テレパシー

2014/09/23


前回お伝えしたように、幻覚の再発はもはや統合失調症の急性期に再び戻ってしまったと言っていいと思います。

常に誰かしらに監視され、テレパシーで心を読み取られたうえ、常人(健常者)に見えないものが見えるようになったのですから。


また、妄想も始まります。

外出時、歩行中・電車内・会社内でも過剰なほど周囲に注意を払うようになります。

最も目に入って来るものは人の「しぐさ」でした。「隠語」や「暗号」を使って会話することのない他人同士の場合、意思伝達する手段だと思っていたのです。


メガネを直している人を見ては、「俺が見張っているぞ」という合図に思え、鼻をこすっている人を見ては、「こいつがクサいぞ(なにか企んでいるぞ)」という合図に、また眉を掻いている人は、「こいつは眉唾ものだ」という合図に見えました。また、頬を掻いている人は「こいつは面の皮が厚い」あるいは「やくざなヤツだ」と伝えている、という風に挙げればキリがありません。

あるいは、社内では何かのタイミングで隣席の人が飲料を飲んだ後に、向かいの席の人も飲料を飲んだりすると、お互いに「承知した」と合図し合っているように思ってしまいました(「要求を『飲む』」と言ったりしますからね)。

これは、心理学でいう「ミラーリング効果」とも関連していたかも知れません。


そうやって、他人同士がコミュニケーションし合っている様子は、俯瞰してみると、さながら映画『トゥルーマン・ショー』のジム・キャリーでした。あるいは、映画『ミッション・インポッシブル』でのパーティーの場面にも通ずるものがあります。

でも実際には当然ながら、ジム・キャリーでもトム・クルーズでもありませんでしたが。

『トゥルーマン・ショー』 『ミッション・インポッシブル』


また音や声にも過剰に反応しました。

何かの動作中にクラクションが聞こえると、警告されていると思えました。クラクションの音が1回のときと2回のときでは、意味付けがどう違うのだろうと考え込んでしまいます。

あるいは、数名の人たちが笑い声を上げると、嘲笑されていると感じました。

ヘリコプターのバタバタいう音にも怯えました。


次のような経験をした方もいらっしゃると思います。

遠くのビルのある一点が一瞬太陽に反射して光ることがあります。それを双眼鏡か何かで監視されていると思ってしまうのです。


キリがないのでこの辺にしますが、もはや統合失調症の急性期再来です。




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