円形脱毛症

2014/09/12


来る日も来る日も鬱状態の陰性症状が続きうつうつとしていました。


朝、のろのろと起きてはのろのろと朝食を終えのろのろと着替えた後、憂鬱な気持ちで会社に通いました。


夜帰宅すると横になり、一度横になるともう何もする気が起きません。次の行動に移るためには、気合いが必要なのです。



几帳面で潔癖性の妻からすればそんな姿をそばで毎日見ていたら、円形脱毛症にもなりますよね、そりゃ。でも、こっちの気持ちも分かって欲しかった。

しかし双方の病気に対する理解不足が私たちを苦しめ続けるのです。


そうです、精神疾患の当人と家族にとっては病に対する知識と辛抱強さが何より必要だ、と今だから言えます。



しまいに妻は、原因不明の嘔吐に悩まされます。逆流性食道炎も疑いましたが、それでもありません。あらゆる検査を尽くしても、原因が分からないのです。



そしてそれは突然やってきました。


妻は私との生活が忍耐の限界を超え、私の実家に電話して、私を引き取りに来るよう告げたのです。


しばらくして父が私を迎えに来ました。

なすすべもなく、連れて行かれるままにその部屋を出ました。


そうです、別居生活の始まりです。


妻は何かのきっかけをくれたのか、それとも単に彼女の視界から怠惰な姿を消したかったのか、いまでも分かりません。とにかく自宅から通勤する生活になったのです。


しかし環境が変わっても、朝起きると、のろのろと朝食を終えのろのろと着替えた後、ウチを出られずにぐずぐずしていました。出勤時刻は1分また1分と近づいているのに、焦る気持ちよりも行きたくない倦怠感の方が勝っていました。最後には意を決して玄関を出て行くのですが、そうやってのろのろうつうつ生活は続くのでした。


重ねて言いますが、精神疾患の当人と家族にとっては病に対する知識と辛抱強さが何より必要なのです。





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2014/09/11


私が鬱で苦しんでいる頃、妻の方も苦しんでいたようです。


彼女は飲食店でパートをしていましたが、職場のもっと

若い娘たちの勤務態度が飲食店員らしからぬものだった

らしいのです。

つまりは清潔さに対して、いい加減だったのです。


妻の方はといえば、責任感が強く几帳面だったので、

それが災いして職場でストレスを日々溜め込むことに

なったのです。



そのストレスに、私の鬱状態(横になっている姿)を見て

またフラストレーションが加わる悪循環が続きます。


その結果、彼女は円形脱毛症になったのです。

これは、心因性によるものに間違いないと思います。



かつてデイケアに通っている頃、ケースワーカーに

教えて頂いたことがあります。それは、


家族の一人が鬱病になると、他の家族にも伝染する


という経験則です。



妻は精神的に強かったのか、しばらくして円形脱毛症は

回復しました。それで済んだのは不幸中の幸いでした。


しかし、私の鬱状態は相変わらずの低空飛行でした。






ツレがうつになりまして 』シリーズ



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