復帰プログラム

2014/10/01


二度目の入院~通勤練習は一度目とは勝手が違いました。


入院中に通勤練習が始まりました。

朝、病院から直接会社に通勤し、午後病院に戻るのです。

ひと月ほど、病院と会社との往復を経て、退院しました。


今回の通勤練習では読みたい書籍などは読めず、レポートに必要な書籍・ムック・専門誌などに限られます。

レポートは1日1枚、A3用紙にまとめ、毎日提出しなければなりませんでした。それを3か月以上続けました。

またこの間、周囲の目が非常に気になるようになりました。私に関する噂話や嘲笑です。事実か妄想かは判別できません。


レポートについては始めのころこそコメントを頂いたものの、それ以降は目も通されなかったようです。

また今回のハードルは厳しいものでした。一日の遅刻・欠勤もなく、通勤し続けることでした。

健常者にとって普通のことでも、私には厳しいものです。

特に朝目覚めて、落ち込んでいる時には、ウチを出ること自体が困難だったのですから。


人事の人から言われたことは、無遅刻無欠勤で積み上げていても、仮に今日遅刻をしたら、今まで積み上げたものはゼロになる、ということです。



復帰について不安な時、診療所の先生に言われました。

復職は、熱い風呂のようなもの、入ってしまえば慣れてくる

と。


また、産業カウンセラーの方には、

早慶卒がごろごろいる中で、仕事ができないバカはいつまでも会社にぶら下がっていてはいけない

という趣旨のことを言われかなりへこみました。立場を逸脱した発言だと思います。


診療所の先生はいつでも味方でいてくれました(と信じています)が、産業カウンセラーの方は違いました。

それもそのはずです。人事部に雇われている契約社員なのですから。

人事部が、私にもはや期待できず、退職を促したいとすればその意を汲むはずですからね。


結局、社則で定める休職期間を満了し(通勤練習中は休職扱いで、かつ復職できる状態でなかった)、辞めざるを得ない状況に追い込まれました。


私と前後して、同じように辞めていった方を3人知っています。

もちろん無事、復活を遂げた人もいますが……。




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2014/09/28


数週間の自宅療養ののち、「復帰プログラム」は通勤練習の段階に入ります。


「通勤」練習と言っても、最初は会社に行く訳ではなく、とにかく外出するところから始まります。徐々に外の刺激に慣れていくのです。


最寄りの図書館などに、週2~3日から通い始め、段々と毎日通えるように習慣づけてゆくのです。

そして仕事に関連した書籍を読みます。


私の場合、図書館まで徒歩で片道30分近くかかりますが、入院で落ちた体力を戻すにはちょうど良い運動にもなりました。


外出に慣れてくると、次に電車に乗ることにも慣れる必要があります。

そこで初めて、会社に行く段階に入ります。


出社しても、まだ仕事は与えられることはありません。やはり、通勤に慣れることに主眼が置かれています。

朝、会社に行き、午前中のみ、読書や、産業カウンセラーとの面談、診療所への通所などして、昼には会社を出て帰宅します。


それだけでも、疲れることに気がつきます。

かなり体力が落ちていたということです。


午前中のみの出社から、徐々に時間を伸ばし、昼を挟んで午後4時頃まで会社で自学自習を行います。


この通勤練習の段階には、何か月も費やしました。

というのも、新たな配属先との調整も必要だからです。


会社に行くようになっても、あくまでも自主的に練習しているという形であって休職扱いなので、仕事はさせてもらえません。



通勤練習にも慣れてくると、今度は周りの人に迷惑かけずに仕事ができるかどうか、が不安になってきます。




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2014/09/27


2か月半の入院生活を終え、退院することとなりました。

とは言え、会社復帰にはまだまだかかります。


ちょうどこの頃、会社では鬱をはじめ精神疾患への対応として「復帰プログラム」というサポートを始めたのです。

復帰までのプロセスの大枠を決めたのです。(細かい点では個々人の状況に合わせて調整されます。)


基本的に、自宅療養~通勤練習~軽勤務(短時間勤務)~通常勤務と言う具合に、段階を踏んだ上でスムーズな復帰を目指すものです。

段階を踏むには、診療所の先生と産業カウンセラー、それに人事部の人と本人の合意のもとに進めます。

その間、簡単な報告書の提出も求められます。



自宅療養中は、以下のような具合です。


退院後の私は生活を改め、三度の食事と起床・就寝を規則正しくし、服薬も処方通り行いました(本来当たり前のことですが……)。


その頃は書籍を年間百冊くらい読んでいたので、これを機に大きい書棚を購入してきては組み立て、たまった本を整理しました。

書棚を収めるにあたり、納戸も整理しました。


また、経済的不安の解消と将来に備えるため、財務諸表の見方を勉強したり、外貨預金の勉強をしたりもしました。


このころには、入院のおかげで陽性症状は概ね治まっていました。

守られた環境下(刺激の少ない状況)で、確実な服薬と十分な睡眠をとれた結果だと思います。


ただ、将来に対する不安は拭え切れませんでした。




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