紹介

2015/05/15


先日のこと。

精神神経科の診察を終え、会計する時でした。



私の通う病院では、診察終了時に先生が印書した書類などを

別フロアーの会計カウンターに渡し、番号札を受け取ります。


自分の番号がディスプレイに表示されたら、自動会計機で

支払いを済ませます。


印字された領収書と、番号札を持って、再び会計カウンターに

見せると、記入済みの自立支援医療受給者証のノートが返されます。



月に一度この手順を踏んでから、薬局に向かうのですが、

今回は違いました。


お願いしていた、障害年金のための診断書をついでにもらう為

文書カウンターに先に寄ったのです。


そうしたら、会計を済ませてもう一度来て下さい、と言われました。


さて会計へ、と思ったらどうしたことでしょう?

会計するにはどうするんだっけ???

と、しばし立ち尽くしてしまいました。


いつもやっていることなのに、分からないのです。

待っている患者さんたちが手にしている番号札を私は持っていない。


はて、番号札はどうやってもらうんだっけ???


やばい! 思い出せない! 若年性認知症の始まりか!?

あせるほどに混乱してきたので、文書カウンターの方に訊いて

やっとのこと思い出したのです。



手順が1つ加わっただけなのに、混乱してしまったのです。

いつも会計の際、いかに考えずに行動していたか、

ということの現れでしょうか。


みなさんは、そのようなことはありませんか?


一連の動作の流れが、1つ変わっただけなのに、

戸惑ってしまうようなことは?



それにしても、認知症がちょっとした物忘れから始まる、

とよく耳にしますので気になる所ではあります。


今後の自分の思考に注視していこうと思います。


それではまた次回。




心の病は脳の傷



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2014/09/11


私が鬱で苦しんでいる頃、妻の方も苦しんでいたようです。


彼女は飲食店でパートをしていましたが、職場のもっと

若い娘たちの勤務態度が飲食店員らしからぬものだった

らしいのです。

つまりは清潔さに対して、いい加減だったのです。


妻の方はといえば、責任感が強く几帳面だったので、

それが災いして職場でストレスを日々溜め込むことに

なったのです。



そのストレスに、私の鬱状態(横になっている姿)を見て

またフラストレーションが加わる悪循環が続きます。


その結果、彼女は円形脱毛症になったのです。

これは、心因性によるものに間違いないと思います。



かつてデイケアに通っている頃、ケースワーカーに

教えて頂いたことがあります。それは、


家族の一人が鬱病になると、他の家族にも伝染する


という経験則です。



妻は精神的に強かったのか、しばらくして円形脱毛症は

回復しました。それで済んだのは不幸中の幸いでした。


しかし、私の鬱状態は相変わらずの低空飛行でした。






ツレがうつになりまして 』シリーズ



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2014/09/08


今回もまた補足をさせて頂きます。


書籍などでご覧になった方もいらっしゃると思いますが、

ここでもう一度おさらいしておきましょう。



以下の図は、統合失調症のたどる経過を一般化して

よく図式に表されるものです。


横軸は時間の経過、縦軸はエネルギーのレベルを示します。

二軸の交点では、エネルギーが0(ゼロ)になって

しまいますが、これは個々人の平常時のレベルと考えて

頂いてよろしいかと思います。

toshitsu_process

(図)


最初はまだ病気かどうか判別できない段階です。

これを前兆期(または前駆期)といいます。

私の場合、何だか周りの様子がおかしいと

感じていた頃です。


次に、神経が高ぶり周囲に過敏になる段階です。

これを急性期といいます。

陽性症状(幻覚や妄想など)が現れる頃です。


その後、急激にエネルギーレベルが落ちる段階です。

これを消耗期(または休息期)といいます。

陰性症状(抑鬱状態など)が現れる頃です。


そして徐々にエネルギーが戻ってくる段階です。

これを回復期といいます。

その頃に認知機能障害が現れることもあるようです。


ただし、認知機能障害については統合失調症の発症前に

見られるケースもあるようです。


私の個人的意見を述べさせて頂くと、これは理想的な

回復への経過だと思います。

私自身はこの経過の一部を繰り返しながら、現在も

なお関係妄想や意欲減退、ひきこもり等と付き合い

ながら生活しています。



いずれにせよ、回復にはとにかく時間(数年)が

かかると考えてよいと思います。

自分は今どの段階なのかを把握することも大事な

ことかもしれません。



慌てずじっくり腰を据えて直していきましょう。


下記参考図書は、精神科医のお立場から著された書籍です。
とても詳しく書かれており、私も付箋だらけになってしまいました。 


統合失調症 その新たなる真実



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2014/08/25


次第に妄想や幻聴が酷くなっていきました。


しかし当時はそれが妄想や幻聴だという認識はなく、相変わらず何かの

異変だと思っていただけでなく、ましてや統合失調症の兆候などとは

微塵も考えていませんでした。(当時は、統合失調症は「精神分裂病」

と呼ばれていました。)


例えばこんなことがありました。

会社から自宅に帰ると同時に、家族が見ていたテレビのバラエティ番組

からどっと笑い声が上がりました。ウチに上がると、テレビから「まぁ

まずは座れや」などと言うのが聞こえてきます。私はてっきり家の中に

盗聴器や隠しカメラが設置されていて、私の行動が監視されているもの

と思ってしまいました。これは典型的な注察妄想と呼ばれるものです。


またこんなことも。

会社でデスクワーク中に、課長から自分の名前が呼ばれたので返事をし、

課長のもとにいくと、呼んでいないと言われました。言うまでもなく

幻聴といわれる幻覚です。


はたまたこんなことも。

同僚と飲みに行った時の事、歓談していると周囲にいる他の客が私たちの

ことを何やら噂しているらしいのです。ところが、同僚はそんな事はない

と言って取り合ってくれません。これは関係妄想です。


あるいは、他の人が仕事中に会話をしているときも隠語(私はそう疑って

止みませんでした)を用いて私のことを話題にしていると思える事が頻繁

にありました。


しまいには、周りが常に気になり仕事が手に着かなくなりました。

プライベートでもどこに盗聴器や隠しカメラがあるか分かったものでは

ないので気を抜くことができません。


これが精神疾患の一種だという自覚が全くないことが、悲劇に拍車をかけ

ていくのです。


下記にご紹介する本は、統合失調症についての書籍の中でも患者本人が執筆した
数少ない本のひとつです。 著者の精神状態の変化や、世の中をどう見ていたかが、
分かりやすく詳しく書かれています。



ボクには世界がこう見えていた


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2014/08/23


生データ入りのテープの一件(「情報漏洩疑惑!?」)からしばらく

月日が経ち、記憶の隅に追いやられたある時のことです。異動して

1年くらいが経過したころでしょうか。


何だか周囲の様子がおかしいのです。上手く表現できませんが、自分

が今いる状況が不自然なのです。



古くからいる課のメンバーに技術的なことを質問したときのことです。

答えてくれたかと思うとすぐに無表情(或いは、険しい表情)になり、

彼自身の業務に戻ります。他のメンバーでも同様のことが何度かあり

ました。私には彼らがよそよそしく感じられました。


ただ忙しかっただけかも知れません。でもその時の印象は、彼らは

まるで私と接触することを禁じられているかのようでした。



こんなこともありました。

以前、プロジェクトを手伝って下さった先輩から、近いうち結婚する

との知らせを受けました。

その日の帰宅途中、バスで乗客のオジさんらが結婚の話をしている時、

出てきた名前が先輩の名前と同じだったのです。



また、こんなことも。

カノジョ(のちに妻となる女性)の賃貸マンションに外泊中、深夜に

若い輩数名が大声を上げていました。

すると窓ガラスにコツンと音がしたのです。まるで、銀玉鉄砲の弾か、

小さな小さな小石が当たったような音でした。

そのとき、見張られているようで薄気味悪い気持ちになったのを覚えて

います。



偶然と言ってしまえばそうかもしれませんが、不自然と思える出来事が

ほかにも次々と起きては見過ごせません。何か関連とか原因があるので

は? と思えて仕方がなかったのです。



しかしこれは、ほんの始まりに過ぎなかったのです。

 




統合失調症がやってきた


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