結婚

2014/09/03


すったもんだの新婚旅行(前回記事、前々回記事)から帰国後、土産を配り仕事に戻りました。


当時の担当は名古屋のお客さまだったので、何かトラブると急遽

新幹線で東京から現地に駆けつけるということも幾度かありました。


そういう環境の中でしばらく経つと、また波がやってきました。

今まで落ち着いていた妄想が、出張中のあるトラブル会議の最中に

突然襲ってきたのです。


そうです。また会議の参加者らが隠語(または暗号)を使って会話

しているものと思えてしまったのです。

私はその場をなんとか凌ぎ、本社に持ち帰ったトラブルも対処しま

した。


しかし今度の再発は、隠語(暗号)を用いた意思疎通と、監視社会

を忘れかけていただけに、やはりそうだったのかという衝撃は

仕事を続けるにはあまりに大きいものでした。

そうして今回は、自ら休職を願い出ました。



約1年振りのデイケア通いとなりましたが、相変わらず懐かしい顔

がありました。

前回投薬を拒んだ時に先生から「再発するよ」と脅されていたので、

今度ばかりは薬を受け入れざるを得ませんでした。


薬を飲むと今まで敏感だった神経が鈍るような感覚でした。

デイケア参加者とも「隠語」「暗号」を交えず素で会話できました。


しかし感覚が鈍ると同時に、今まで四六時中張りつめていた緊張の

糸が切れたかのように、何もする気が起きなくなったのです。


プログラムに参加するのが精一杯の状態でした。

それどころか、電車に乗って通うことさえ億劫になってきました。



果たしてこの状態で復帰することができるのでしょうか?





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2014/09/02


昨夜のカジノ、ディナーショーから一夜明けたこの日は、グランド

キャニオン見学です。

小さなプロペラ機(セスナに毛の生えたような、というか、

マイクロバスに羽を付けたような)で上空からグランドキャニオン

を眺めるのです。


壮大な景色はまさに筆舌に尽くし難く圧巻でした。


それにしても、飛行機があまりに華奢(きゃしゃ)で、ガタガタ

鳴っているので心配して横にいる妻を見てみると、居眠りしている

ではありませんか。呆れるやらガッカリするやら。


しかし着陸後、他の新婚夫婦2組と今見てきた景色の話で盛り上がっ

ています。ええっー! 調子いいなぁ、ったく(笑)。



翌日以降は、ロサンゼルスとサンフランシスコを回ります。


移動のジェット機は、グランドキャニオンのプロペラ機と比べれば

遥かにしっかりしています。そして機内で軽い幻聴に襲われました。


実際は飛行中の風を切る音かあるいはモーター音だったのでしょうが、

発情した猫たちが鳴く声、もっと言えば小さな子供たちが泣き叫ぶ声

に聞こえてしまうのです。


私は座席に座りながら、居ても立ってもいられなかったのですが、

動揺をさとられまいとひたすらじっと我慢していました。



そして、旅行の最後の夜は「ヒルトン」のディナーで締めくくりです。

暗めの照明の中で時折光る明かりが、私には隠し撮りのフラッシュだ

と思い込んでしまいました。こんな所にまで!


あまりに警戒して、料理にそれほど手をつけなかったため、妻に心配

される有様でした。



部屋に戻るなり、「ハラ減った~!」





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2014/08/31


カノジョとの交際を始めて3年ほどたったころ、いよいよ結婚する運び

となりました。(形だけの夫とは、とうに清算していました。)

また、発症して2年くらいでしたが、カノジョは私の病気のことを承知

した上での結婚でした。


当時は会社に復帰後、なんとかかんとか仕事もこなせていました。


休みの日は式場選びに見て回り、式場や引き出物が決ると今度は披露宴の

進行、招待客と席順、スタッフ(司会、受付、カメラマンなど)の依頼

などなど決めることが山積でしたが、ふたりで準備しました。



準備万端整い、いざ挙式当日。

まだ妄想はなくなっていなかったのです。

私の顔が強ばっているのが、のちに録画を見ても分かるくらいです。


さすがに見かねたのか、本部長のスピーチでは「結婚生活で3つの大切な

もの」として最初に挙げたのが「笑顔」でした。



そんなこんなで、皆様に支えられ結婚式と披露宴は無事終わりました。

二次会にもお世話になった上司・元上司の方々も駆けつけてくださり、

盛り上がりました。(よくは覚えていませんが……笑)



そして二日酔いと妄想を抱えて、翌日アメリカ西海岸へとハネムーンに

旅立つのです。



果たして無事帰ってくることはできるのか?

 




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2014/08/23


生データ入りのテープの一件(「情報漏洩疑惑!?」)からしばらく

月日が経ち、記憶の隅に追いやられたある時のことです。異動して

1年くらいが経過したころでしょうか。


何だか周囲の様子がおかしいのです。上手く表現できませんが、自分

が今いる状況が不自然なのです。



古くからいる課のメンバーに技術的なことを質問したときのことです。

答えてくれたかと思うとすぐに無表情(或いは、険しい表情)になり、

彼自身の業務に戻ります。他のメンバーでも同様のことが何度かあり

ました。私には彼らがよそよそしく感じられました。


ただ忙しかっただけかも知れません。でもその時の印象は、彼らは

まるで私と接触することを禁じられているかのようでした。



こんなこともありました。

以前、プロジェクトを手伝って下さった先輩から、近いうち結婚する

との知らせを受けました。

その日の帰宅途中、バスで乗客のオジさんらが結婚の話をしている時、

出てきた名前が先輩の名前と同じだったのです。



また、こんなことも。

カノジョ(のちに妻となる女性)の賃貸マンションに外泊中、深夜に

若い輩数名が大声を上げていました。

すると窓ガラスにコツンと音がしたのです。まるで、銀玉鉄砲の弾か、

小さな小さな小石が当たったような音でした。

そのとき、見張られているようで薄気味悪い気持ちになったのを覚えて

います。



偶然と言ってしまえばそうかもしれませんが、不自然と思える出来事が

ほかにも次々と起きては見過ごせません。何か関連とか原因があるので

は? と思えて仕方がなかったのです。



しかしこれは、ほんの始まりに過ぎなかったのです。

 




統合失調症がやってきた


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