陽性症状

2018/06/26


沖縄の方ではすでに先週、梅雨明けしましたね。 

関東地方の梅雨明けはあいにくまだのようです。 


私の最も苦手なものの一つが梅雨です。 もともと発汗が多いので、湿度の高い日は汗が蒸発せずにジトジトしてしまいがちです。 


とは言え、これまで30度を超えるような真夏日はあまりなく、涼しい日も周期的にあり、なんとかエアコンなしでも過ごせています。 エアコンを入れないということは、窓を開けているということなので、屋外の大きな物音が入って来るということでもあります。 それ自体取り立てて問題にするほどではありません。 


しかし、苦手なもののもう一つがあるのです。

それは時々夜遅くに突然聞こえて来る、若者たちが爆笑する笑い声なのです。 深夜なので昼間にはなかった静寂が包んでいます。 そんな中で、突然、傍若無人と思えるほどゲラゲラと笑い合う若者たち。 時には奇声を発する者もいます。 特に夏に向けて気持ちが開放的になるのか、今頃の季節に多い気がしています。 本人たちはこれほど近所中に響き渡っていることを知らないか、意識していないと思います。


多くの人はそんなに気に留めないかもしれません。でも私にとっては苦手なのです。 例えば、黒板に爪を立てて擦る音が、鳥肌の立つほど苦手な人がいます。(私自身はなんとも感じませんでしたが。)それと同様に他人には分からないような苦手なものが、人それぞれあると思います。


深夜の爆笑をなぜそんなに嫌がるのかというと、それは多分、陽性症状がひどかったときのトラウマだと感じています。 統合失調症の特徴的な陽性症状の一つである関係妄想が原因で、自分が笑いものにされていると思ってしまうのです。


だから電車に乗っている際、サラリーマン数名が談笑しているシーンも怯えてしまいますし、また、女子高生たちがケラケラ笑い合っている場面も怖いです。 

こう話すと、私のことを誤解する人がいるかもしれません。キツネ目をした猫背の、人の目を避けるようにしている姿を。 いえいえ私は二重のパッチリ目ですし、姿勢はかなりいい方だと思っています。また自分で言うのも変ですが、小・中学生時代はスポーツ、勉強ともに優秀で、女子からはモテた方です。高校学園祭ではギターの弾き語りで、女子生徒から扱いに困るほどの花束をいただきました。 そんな経験も重ね、自意識が多少高かったことも、統合失調症を誘発する土壌だったのかもしれません。 


外出中に怯える場面に出くわす時は、それなりに緊張しているので心の準備ができていますが、自宅でくつろいでいる時に突然飛び込んで来る爆笑の声には、不意を突かれてビクッとしてしまいます。


妄想によって受けた心の傷は、思いの外深かったのだなと改めて思い知らされる瞬間でもあります。




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2016/09/29


統合失調症を発症してかれこれ

20年以上になります。

 

そして、統失に関するブログを始めて

約2年になります。

 

ブログを始めて、つまりアウトプット

してから気づいたことは、

 

年々自分が空っぽになっていくこと

 

です。

 

 

身も蓋もないですが、アウトプット

するものがなくなってくるのです。

 

 

このままいくと、次第に認知症になり

やがては廃人になるのではないか

という不安でいっぱいになります。

 

 

 

比べるのは、僭越ですが、

「こち亀」は連載40年続け、ギネス

にも登録されたとのこと。

 

質を保ちながら、量をこなすのが

いかに大変なことか、アウトプットを

続けるものにしか、分からないと

思います。

 

 

もう一方では、あの手塚治虫先生は、

あれだけ名作を量産しながら、

晩年でもアイデアが次から次に出て

書くのが追いつかない、と仰って

いました。インプットの方は、

いつしているのかと驚くばかりです。

 

 

 

片や私の方は、度々投稿をお休みして

いわば開店休業状態です。

 

そんな私は、10年前に統失の治療とは

別にカウンセリングを受けてました。

 

当時、幻聴と関係妄想が酷かった頃で

次から次に、疑問や発想が溢れ出て

いました。

 

カウンセリングの事前に相談内容と

してまとめたメモが残っています。

 

・政治、経済、環境異変、芸術、学問

、エンターテイメント(芸能)の裏表

、制度、法律、国家、国際関係、貧富

の格差、人種差別……などの因果関係

 

・宇宙の始まりと終わり

 

・宗教、神とヒトの関係

 

・メディア(媒体)と情報伝達の関連

 

・IT技術の役割(社会的責任)

 

・輪廻転生、今生と来世、歴史は繰り

返すのか?

 

などなど、合計40項目近くを10分で

まとめました。

関係妄想のために全て自分に関わる

ものとして考えていました。

 

 

カウンセリングの時間内で全て話し

合える訳は当然なく、2~3つについて

を取り上げました。

 

カンセラーにどれだけ考えが伝わった

かは疑問ですが、帰り際に意味深な

言葉を残して去って行きました。

 

「一家心中など絶対に考えないで

下さい。そしてこのことは誰にも言わ

ないで下さいね。私も誰にも言いませ

んので。」と言って手を差し出し握手

を求めてきました。

 

なぜ「一家心中」という言葉を

使ったのかわかりませんでしたが、

当時の私は、相当混乱していたのだと

思います。






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2016/05/08


陽性症状が出ているときは、

自分には常識を超えた力が備わった、

と感じたものだった。


何しろ、

無言で座っている人の考えが

手に取るように分かったり、

電話中や、面談中にも

天から声や指示が届いたものだ。


さらに、

その場にいない人の考えや話し声が

伝わっても来たのだから。


声には出さず、テレパシーで

人と対話が出来る時もあった。




医者はそれを「統合失調症」と呼び

陽性症状に効くくすりを処方した。


しかし私は、

それを額面通りには受け入れず、

懐疑的だった。


常識的には考えられない力

(魔力と呼んでもいいし、

超能力と呼んでもいい。)

を持った人間が増えると、

社会秩序が保てなくなるため、

そのような力を鈍らせるための

くすりを飲まされていると

信じていた。



なぜ、疑いながらも服薬していたか

というと、幻聴があまりに酷くなり

精神的体力的に持たなくなってきて

日常生活に支障がでてきたからだ。

そして、凡人以下となった。


限界に達する前までは、

睡眠時間2~4時間くらいで、

頭脳も冴え渡っており、

当時の読書量も激増したが、

長くは続かず限界が来たのだった。

(それでも2~3年は続いたか?)



精神的にも肉体的にも耐える事が

できたら、くすりを飲まなかったかも

しれない。



現に、超能力を真剣に研究し、

軍事費を充てている国もある。


また、

J.F.K は、人気・政治的手腕も

優れていすぎたために、暗殺された。

国を恣意的に動かすには邪魔だった。


この犯人には不可解なことが多く、

政府、軍、マフィア、その他関係者の

全てがグルになって実行されたとの

噂もある。



話は飛んだが、いずれにせよ

社会にとって不都合となり得る

能力持った「統合失調症」患者に

くすりで能力を鈍らせ、

X-MEN のような事態にならぬよう

ミュータントを眠らせているのでは

ないか? という疑念がなくもない。



(くすりを否定するものでは

決してありません。個人の妄想です)




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2016/03/21


統合失調症の症状というのは、

これまでにも触れましたので、

すでにご存知のように

様々なものがあります。



私が今までに体験したものでも、

幻覚や妄想などの陽性症状や、

鬱に代表される陰性症状、

さらには精神活動(記憶・思考等)

の低下が見られる認知機能障害

があります。

(「021 統合失調症の経過」)



どの過程における症状のいずれも、

患者本人にとっては堪え難いほど

辛いものです。


それら症状のうち、ここでは

陽性症状について振り返ります。



きっかけは自分の思い込みから

始まりましたが、次第に疑念を

抱き疑心暗鬼になり、確信へと

変ります。


見るもの聞くもの全てに対して

疑いを持ち、裏社会へ通じていると、

さらに自分の命が狙われていると

信じるようになりました。



外出中だけでなく、

帰宅後も家族を疑い、

盗聴器や隠しカメラに

怯えました。



あらゆるものに対して敏感になり、

神経が張りつめていました。


時には人の考えが読めるように

なるばかりでなく、

鳥の声が私を祝福し、

物音が私に囁きかけ、

天気が変ると何かの前触れと感じ、

天からの声が聞こえるようになる

といったように、


森羅万象に意味を感じ取るように

なりました。


感覚が研ぎすまされている

気がしたものです。



投薬・入院を経て、

陽性症状がなくなると、

それと同時に

研ぎすまされた感覚も

消えて失っていました。


それまで、

世界は神によって一分の隙もなく

築かれているものと

感じられたものが、

実は、

無駄や「遊び」の多い世界だと

感じるようになったのです。



あれだけ鋭敏な感覚が

鈍ったように感じたのは

くすりにより眠らされている

のだと思っています。


それと引き換えに

へとへとだった心身は

回復へと向かいました。


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2015/08/12


みなさまこんにちは。


さて、幻聴を経験した人には、ざっくり2通りあると思います。


それははたから見て、それと分かるか否かです。


つまり、幻聴が聞こえてそれに反応する人と、しない人です。

反応するというのは、幻聴に対して声を発して応えてしまうことです。




普通の健常者は、統合失調症についての理解がそれほどあるとは

思えません。

したがって健常者が、幻聴に応えている人を見たら、おかしな人と

白い目で見ることでしょう。


でも私の様に統合失調症で幻聴を経験した人間ならば、

幻聴が聞こえているのだろうと察しはつきます。



(幸いと言って良いか分かりませんが、私自身は幻聴に応えたことは

ほとんどありませんでした。

なぜなら、幻聴の主たちは私の心が読めるようでしたので、

声を発することなく心の中で考えれば伝わっていたのです。)



ひょっとしたら、幻聴以外で、霊能者なのかもしれませんが、

おかしな人と映るのは、当然と言えば当然ですよね。

見えない相手に対して、受け答えをしている訳ですから。


ふつう恐くないはずがないのです。



でも、その状況とよく似た現象がむかし一般的にありました。


お若い方はご存じないでしょう。

私がいう「むかし」とは、ケータイが出回り始めた頃です。


静かな電車内などで、急に大声で喋り始める人がいて、

みな一斉に振り返るわけです。

すると、手にはケータイを持っていて、通話をしていたのです。


それが分かると、みなまた元に戻るというわけです。


そういう現象がしばらく続いて、ようやくアナウンスで、

「ご使用を控え、マナーモードにするか、電源をお切り下さい」

と流れるのが定着したのです。


街でも「むかし」は同様の現象は見られましたが、

今ではとくに珍しい場面ではありません。




ですから、幻聴が激しく相手に応えずにはいられない統合失調症の

人がいらっしゃったら、手でスマホを耳に充てがって対話すれば、

白い目で見られることはないかもしれません。



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