隠遁

2014/10/10


隠遁生活の良い点は、外部の刺激が少ないため、陽性症状(幻覚や妄想など)が起きにくいことです。

一方、良くない点は、生活がマンネリ化してくることです。

マンネリ化してくると、段々気分も滅入ってきます。

陰性症状(意欲減退や鬱状態など)が出やすくなります。


ぼーっとして、なかなか次の行動に移せません。とても億劫なのです。


精神神経科の先生から助言されたことは、

「考えてから行動するのでなく、まずは行動を起こすこと」

だと。行動しながら次を考えるのだと言います。


また、昔読んだ本では、

「やる気とは、行動することによって蓄積されるエネルギーだ」

と言っています。



辛い気持ちで会社に行っていた頃を思い出します。

昼休みの外で見た光景を。


空高く飛んでいる鳥は、風に乗って悠々と飛んでいる。

飛び立とうとする鳥は、必死に羽をばたつかせている。


羽をばたつかせている鳥と、苦悩してもがいている自分を、重ね合わせました。

苦しいのは風に乗れるまでの間。

風に乗ってしまえば、楽になれるはず。

これから私は空高く飛べるようになれるのか? と。


けれども、低空飛行(消耗期)はまだまだ続くことになりそうです。




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2014/10/09


以前「045 退職後の日常」でもお伝えしたように、ウチの中での生活が中心になってくると、いよいよ外出が億劫になってきます。


買い物でさえ Amazon に随分お世話になっています。


ウチ中の生活に慣れてくると、今度は段々気が滅入ることもたびたびあります。

そういうときこそ、日課を淡々とこなせるように努めます。


無目的に外出することが苦手な私が外に出るのは、精神科の病院に行くときと、眼科の検診に行くときくらいでした。



眼科の検診といえば、「046 視界に幕が!?」の回でお伝えしていなかったことがありました。


眼科と統合失調症の間にどんな関係があるかということ。


それは、薬の副作用が網膜裂孔(もうまくれっこう)を引き起こしたのではないかという疑いです。


当時服用していた薬のひとつに「アモキサン」がありました。

なにげなしに調べていると、「注意を要する人」の欄に「眼圧が上昇」するとか「眼内圧亢進」という記述があったのです。


もともと私は眼圧が高めだと言われていたので、アモキサンは良くなかったかもしれないと考えたのです。

眼圧がより高くなって、網膜裂孔を引き起こしたのではないか? と。


その旨、精神科の先生にお話すると、アモキサンの服用は打ち切られました。


このような例があるので、みなさんも何か変わったこと(一見、統合失調症に関わりがないことでも)、気付いたことがあったら、すぐにでもお医者さんにお話してみた方が良いかも知れませんよ。




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2014/10/07


犠牲になられた方々には、ご冥福をお祈り致します。

と同時に、ご遺族の方々や被災された方々には、心からお悔やみ申し上げます。


例の大地震が起きたのは、私が早期退職した後でした。


これを書いている時点で、3年半以上経過していますが、時々大きめの余震があったりすると、あのときの恐怖感が全身をよぎります。


あろうことか、鬱状態のどん底で会社へ行っているころ(大震災が起きる前)は、大きな地震でも襲ってくれば会社に行かなくてもいいのに、と不謹慎にも空想したものでした。

同じようなことを考えていた、適応障害の同僚もいました。

空想が現実になってみると、復旧は思いのほか早かったようです。


私は既に退職しており、自宅にいる時にそれは起きました。

子供は学校、妻はパートに出ていました。


上に置かれたものが落ちて、部屋中に散乱したくらいの被害で済みましたが、心配した妻が飛んで帰ってきました。

ちょうど下校時刻でもあり、子供を案じた妻は学校に向かいました。

私はただただ事態の好転を待つばかりです。

間もなく子供を連れて帰りましたが、妻の行動力に感服したものです。



今回の件で、炊き出しに並ぶ人々の姿が、世界中を感動させました。

が、もう一方では、被災者が必要なものとして求めた中に、女性用腕時計や着物用黒バッグなどを見た時は、何か違うなと感じました。

また、することがないと言ってパチンコ屋に開店前から並ぶ被災者たち。


原発を受け入れた際には国から補助金が、被災した際には東電から(回り回って国民から)補償費が、支払われているのです。


被災した弱者たちが、いつの間にか言った者勝ちの強者になっています。

本当の弱者は、ハンディキャップを背負った我々精神障害者ではないのかと思わずにいられません。


もちろん頑張っている被災者の方々もたくさんいらっしゃいます。

雇用を生むために事業を始める起業家や、手続きに追われる役所の方々。役所の職員の中には、過労や鬱で辞めていく人が後を絶たないと新聞にも載っていました。他にもオールハンドメイドの商品を様々な販路で売り、活力を見出す人たち……。


こうした人々から私も励まされます。


原発に関しては言いたいことがありますが、それはまた別の機会に……。




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2014/10/05


「熟年離婚」と言う言葉を聞いた事のない人はいないでしょう。

夫が定年退職した後、することなく家で一日中ゴロゴロしていて、食事の心配ばかりするくせ自分では作れない(作らない)。

また、妻の帰宅予定時刻を執拗に尋ね、妻がほとほと嫌気がさして、離婚に踏み切るといった具合です。


私と妻は熟年までにはまだまだありますが、熟年離婚はないだろうと思っています。

今まで何度も休職して、定年退職後の予行演習ができたからです。

そのおかげで、妻の方にも免疫ができたと思っています。


早期退職後の生活も予行演習の延長線上にあります。

妻が内職とパートを併行してやっている間、可能な限り内職を手伝っていました。

妻がいない場合は、昼食は自分で支度・片付けも行っています。

また、各部屋の掃除やバスルーム、トイレの掃除などもやっています。

と言いたいところだけれども、食事と部屋の掃除以外は言われてからやっているのが実情です。


退職当初は、様々な手続きで年金事務所やハローワーク、市役所、保健所など外出する機会はありました。

手続きがひと段落すると、ウチにこもり気味になりました。

妻からは、散歩でもしたら、と言われますが、目的なくブラブラするのは私の性に合わないし、近所の目もあります。

平日に働き盛りの中年男性がブラブラしていたら、どう考えても失業者か怪しい人物ですよね。

失業者には間違いないけれども、わずかな自尊心がそうと知られることを許しません。


こうして隠遁生活が始まるのですが、統合失調症とは別の病が近づいている事を私は全く知る由もありませんでした。




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