何者か(何している人か)と問われてなんと答えますか?
職業・職種を答える人もいるでしょう。
会社名・役職名を自慢する人もいるでしょう。
興味・特技・資格などを教えてくれる人もいるでしょう。
即答できる方は羨ましいと思います。
多くの人が持っていない属性を持っているからです。
私はといえば、無職の中年オヤジと答えるのが精一杯です。
いったい何をしている人間なのだろう?
どう答えれば一言で伝えられるのだろう?
答えがなんらかのカテゴリーに分類できる内容であれば、ふつうはすんなり納得されるのでしょう。
無職というのは無色ということでもあるんですね。
何か専門分野かせめて得意分野でもあれば、少しはマシなのでしょうが思い当たりません。
実は、専門職として会社勤めしていた頃から、スペシャリストとして生きるべきかゼネラリストとして生きるべきかに、ずっと悩んで今まで来てしまいました。
会社員当時、自分より仕事しない(仕事できない)人や意識の低い人はたくさんいました。でも、優秀な人もたくさんいました。
一芸に秀でるものは多芸に通ず、と言われますが、秀でるものがなかった自分はけっきょく何者にもなれなかったというわけです。
同じように何者でもない人はけっこういるんじゃないでしょうか?
そのまま何者でもない人をつづけますか、それとも何か始めますか?
何かを極めるには1万時間ひつようだと言われますが(1万時間の法則)、1万時間と聞くだけで怯んでしまいますよね。
1日6時間を毎日5年間つづけてやっと1万時間です。
いやいやそんな時間ないし根気もないから自分はいいや、と諦めないでください。
20時間あればものにできるという説(ジョシュ・カウフマン)があるんです。
極めなくていいんです、ものにできればいいじゃないですか。
忙しい現代人に1万時間かけられる人はそういません。
やり方を間違えず手順を踏めば、20時間でいいんです。
というわけで、ちょっとジョシュ・カウフマンのTEDのスピーチを聴いてみてください。(字幕をオンにすれば日本語訳がご覧いただけます)
最後は20時間あれば、人々を感動をもさせられるという証拠を目撃したことでしょう。
前回エントリでは、時間の使い方を 消費、浪費、投資 として捉えましたが、この20時間の投資で大きなリターンを得ることができるでしょう。
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