先日、娘にとって2回目の診察に、私も付き添って行ってきました。
「もう行きたくない」と言い張っていたのですが、このまま復職できるようには見えないし、当初の診断の1ヶ月という期限が近づいているしで、延長するにしても診断書がまた必要になるので行かざるを得なかったのです。
なぜそれほど拒否していたかというと、前回はじめて診察というものを経験した際、事前の期待が大きすぎたのか、あまりに先生との相性が良くなかったのか、幻滅し余計に落ち込んで帰ってきました。怖くて仕方なかったというのです。
いざ、娘のあとについていき診察室に入っていくと、予想とちがって穏やかな先生でした。
先「その後、よくなっていますか?」
娘「はい…、少しずつ良くなっています…(略)」
(え”え”っっっーーー! ぜんぜん良くなってないじゃん)
私「ここ何日かは食事もほとんど摂らず(略)、かえって悪くなっているように見えるんですが…」
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しばらくは2人の会話を聞いていようと思っていましたが、のっけから加わらないわけにはいきませんでした。
その後の会話は先生のお話が大半で、娘はことばが思うように出ないようす。
もどかしく見守っていました。
出だしのような明かに間違った情報を伝える場合以外、口を挟むべきでないと思ったからです。
かくして2回目の診察が終わりました。
時間にして20分以上。正直、長いなあという印象でした。
あとで分かったことですが、1回目の先生とはちがう先生だったのです。
そして、はじめのうちは1週間ごとに通う方がよいと勧められ、今回と同じ先生で次回予約をしてきました。
来る前まで、娘は別のクリニックに変えたいと言っていましたが、今回の先生でどうにか納得できたようです。
その後、何日間か娘を見ていると、あいかわらず朝は起きられないし、日中も今まで以上にダラダラ過ごすようになってしまいました。
彼女によれば、先生が「何もしたくない時はしなくて良い」「やりたいことをやれば良い」…云々、ということばを盾にしています。
私にすれば、ちょっと違うんだよなあ。
がんばりすぎて体調くずした人ならたまには心ゆくまで自分を甘やかせてあげなさい、ということだと思うんだけど。
一般的に、医者とかカウンセラーは、人間は休みすぎるとしだいに焦りが出てきて自然に動けるようになる、と信じていると思います。
だけど、うちの娘はちがうんです。
休んでいいよ、といえばいつまででも休んでいられることを私はイヤというほど彼女を理解しています。
7時半に起きると宣言していた娘が、今朝(?)起きたのは11時ころ(!?)ですよ。
このままでは、二十歳にして再起不能になってしまうんじゃないかと、毎日ギリギリと心の歯ぎしりをしながら彼女の将来を案じています。
目下の課題は、自分の健康よりも娘のやる気をどうやったら自然に湧き起こせるか? にあります。
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