きょうの午前中、例の総合病院で内視鏡検査を受けてきた。
その結果はーー。
結論からいえば、あまり心配はいらないらしい。
(なんか煮え切らない表現だな)
いくつか軽度のある症状が見られるが、様子見しましょうということになった。
さて、検査まえまでさかのぼると……。
すでに何人かの患者さんが待っていた。
事前の質問で、朝食は食べてこなかったかとかの確認のあと、くすりは何を飲んでいるかを聞かれた。
「くすりはこちらでいただいているものだけです」
「他のおくすりとかはないんですね?」
(あっ、そうだ、精神科のくすりがあったじゃないか)
「えーっと、よそのクリニックのくすりを飲んでます」
「なんのくすりですか?」
他の患者さんがいたこともあり、「精神科」関連の用語を発することをためらった。
他人の私を見る目が変わることを恐れたからだ。
ふだんから、差別的発言をするひとに対しては否定的な立場なのに、自分が差別を恐れるということは、自分の中にも差別的意識が眠っているんじゃないか? とメタ認知した。
そこで、他の患者さんには分かりにくいであろう答え方をした。
「エビリファイとか…そういう…」
「あぁなるほど、エビリファイですね、ありがとうございます」
おそらくその病院スタッフさんは、気を利かせてくれてそれ以上の多くは聞かずに質問を切り上げた。
「それではもうしばらく待っててくださいね」
順番が回ってきて、ひととおりの説明を受けた。
口をあけ麻酔を喉に2回噴霧。
指示されたとおりの体勢で横になり器具がゆっくり挿入される。
(実際とは異なります。)
妻や私の知るかぎり、最近では内視鏡もずいぶん細くなっていて負担は軽いと思っていたら、なんだよけっこう太いじゃないか。
チューブの太さはおおよそ1cm以上あった気がする。
別の背後に回った若い看護師さんが背中や腕などをさすってくれている。
器具が奥に入って行くにつれ何度も嗚咽した。涙や唾液が流れ出た。
10分ほどでおわり検査室を出るとき、次の患者が待っていた。
20代ほどの若い男性で、きっと嗚咽の声を聞いていただろう。
不安を抱いてしまったとしたらごめんね。
診察室へ向かい、画像を見ながら説明を受けた。
のどと思われる画像は灰色がかった紫いろで汚かった。タバコのせいだろう。
食道や胃のなかは、朱色かオレンジ色に近かった。
食道は細めだと言われた。
胃のなかのかわず はいなかった、なんつって(笑)。
これ以上の詳細は省くが、冒頭のような結果だった。
プリントアウトした画像をもらったが、デジタルデータを要求したらやさしく拒絶された。
胃カメラはもう2度と飲みたくない。
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