沼にハマり込んだ前回。
その沼はアニメやNiziUに自ら好んでハマるのとは違い、意図せずしてハマってしまった沼。
はたして望まぬ沼を抜け出せるか?
ローン完済手続き上必要に迫られて開いてみた「登記済権利証」だったが、記憶していた占有面積とは違う数字が記されていた。
まず思い浮かんだのは、coop火災共済を申し込んだ時の記入項目だった。
「権利証」よりも大きい値を記入していたはずだった。
控えの書類を引っ張り出して確認してみると……。
案の定、今住んでいる住まいよりも(いくぶん)大きい数字が書いてあった。
これは何を意味するかというと、本来払うべき保険料よりも多く支払っている可能性があるということだ。それも契約開始からずっと。
権利証の数字は国にも登記してある数字なのでこちらは間違いない。
ということで、すぐにcoopに連絡をとった。
自動音声に対応した後にオペレータにつながれ事情を話した。数値の変更をお願いし受け入れられた。そのほか現在の契約内容の確認をしていて、いくつかの記入間違いのあることがそのとき発覚した。
いくつかの問答の末、訂正した内容が送付されることになった。
長い電話にお礼を告げて切ったあと、やれやれとひと段落している最中に、はたともうひとつの疑問に当たった。
家屋の補償について口数があっていないかも? ということ。
その口数は、マンション購入時に金融公庫で借入と同時に加入した火災保険の口数分が差し引かれていた。
つまりは2つの火災保険(共済)に加入している場合の話である。
補足すると(これは複数の火災保険に加入している人にとっては釈迦に説法だけれど)、火災保険というものは補償される満額は住居の 面積 によって総額が決まっているらしい。保険にいくつ入ろうが補償額は同じなのだ。
つまり、ある住居が2000万円の補償を受けられる場合、ひとつの火災保険で2000万円補償の保険に入れば、別の保険でさらに補償額を得ようとすることはできないということだ。
私の場合、最初に入った火災保険が約半分だった結果、後から入ったcoopでは残りの半分の口数だけ加入した。
それならなんの問題もないであろう、と言われそうだが、ここからがちょっとややこしい。
ややこしかったけれど簡単にいうと、私自身はこのcoop共済でない方の火災保険はすでに有効でないと考えた。
なぜなら、火災保険は金融公庫で契約する際に義務付けられた保険だったと記憶しており、最初の1回しか保険料を払わなかったにもかかわらず保険期間は35年間という破格の保険であった。私の理解では、金融公庫と連携した火災保険であり、金融公庫を完済した(銀行に借り換え時に全額返済)時点で自動的に解約(=失効)されたものと思っていた。
だから、補償される額がいま生きているcoop共済の残り半分を増やすべきと考えたのだ。
確認のために再び書類をあさる。
すると驚いたことに破格の保険料が今も生きているではないか。
4万余りの金額で35年間有効な火災保険って、信じられる??
聞いたところによれば、その新規契約は2007年以降は廃止されたとのこと。
以上が、25日(木)の沼でした。
まだ、抜け出せたわけではなくペンディングはある。
・銀行から書類到着後に抵当権の抹消てつづき
・必要ならプリンタ、カードリーダなど購入
・coopからの変更書類に確認の返信
「沼にハマる」というが、今の使われ方は好き好んで自ら入っていってハマる様だよね? それってちょっと違くない?
「沼」って本来はハマろうとしてハマるのでなく、足を取られ抜け出せなくなった感じ? 最初から楽しそうだと思って入っていかないよね? ゲームと違い。
ということで、私なりの理解の「沼」にハマったお話でした。
長い間お付き合いありがとうございます。
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